【適合なるか?】スマート遊技機時代に「じゃん球(雀球)」が登場するかもしれない件

2023/09/30

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  • jyanq0930
    パチンコ・パチスロ共にスマート化が進みつつある今、レトロな「じゃん球(雀球)」がホールに登場する可能性が浮上した。実物で遊んだことがないどころか、見たことすらないという方もいるかもしれない。そこで、じゃん球の歴史を振り返りつつ、最新情報をチェックしてみた。

    じゃん球(雀球)とは?

    どうやら雀球というのは以下のような遊びのようです(デジタル化以降)。

    ・パチスロ用メダルを入れると麻雀と同じく初期の手牌が配られる(配牌)。
    ・いらない牌を選択して捨てる。
    ・球を弾く。球が落ちたところに表示されてる牌がツモ牌。
    ・役ができるまで規定回数繰り返す。
    ・役ができたら払出し。出来なければ終了。

    機種によって細かい違いはあるようですが基本的にはこれっぽい。

    出典:ななプレス
    じゃん球はパチンコと麻雀をミックスさせたような遊技機。盤面にずらりと「牌」が並んでおり、パチンコ玉を打って入賞させるとその牌を引いたことになる。「役」の完成を目指して一発ずつ打ち込んでいき、既定の玉数で役ができれば成功、麻雀の役に応じた払い出しがおこなわれる。

    現在の一般的なパチンコはヘソ保留が溜まるまで打ちっ放しなのに対して、じゃん球は一発ずつ弾いて玉の行く末を見守るのが大きな違いと言える。一部の機種の役物チャレンジを思い浮かべていただくと少しわかるかもしれない。ちなみに、型式試験での表記は「じやん球」である。
     

    最後にリリースされたじゃん球は「手打ち雀球伝道録カイジ」


    じゃん球は、2012年にサミーから「手打ち雀球伝道録カイジ」がリリースされたのを最後に、現在はホールから姿を消している。一方、2018年に「セガNET麻雀 MJ」で「MJモバイル版JanQ」が登場し、スマホやPCでじゃん球を遊べるようになった。

    2018年と2021年に適合したじゃん球はお蔵入り?

    先の型式試験でなんと「じゃん球」が適合したようである。これでじゃん球がホールに導入されれば、『手打ち雀球伝道録カイジ』以来の新機種の登場となる。激アツである。

    実は2018年にもじゃん球が適合し、『J手打ち雀球鬼赤スペシャルA』なる機種が検定通過したという噂が流れたが、結局幻のまま終わったこともあった。じゃん球の新機種が実現すれば、2012年以来9年ぶりである。

    出典:パチマックス
    MJモバイル版JanQがリリースされた2018年、ユニバカサミフェスでも「JanQ」ブースが登場。ちなみにその年は、サミーの「J手打ち雀球鬼赤スペシャルA」が適合したとの噂が流れたが、この機種がホールに登場することはなかった。また、2021年にもじゃん球が適合したと発表されたが、こちらもホールに姿を見せることはなく、いまだ神秘のベールに包まれている。

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    型式試験に申請されること自体が稀で、たとえ適合してもホールには未登場。実機でのリリースは絶望的かと思われたじゃん球だが……。

    2023年に生存報告!

    試験に落ちたのは悲しいですが、これ実質じゃん球の生存報告ですよ。
    まだまだ諦める気は無いようです。

    出典:すろざんまい
    なんと、2023年1月の型式試験に、じゃん球が2機種も申請されていたらしい。結果は不適合となってしまったが、メーカー側はまだ諦めていないことが明らかになった。

    2023年6月も不適合だったが……


    6月にも型式試験で1機種のじゃん球が不適合。なかなか通らないが、水面下で動いてはいる。麻雀にたとえるなら、なかなか有効牌を引けない状況といったところだろうか。しかし、退席してはいない……!

    7月に申請されたじゃん球は適合なるか!?

    7月中に受理した件数はパチンコ81件(前月比マイナス12件)、パチスロ82件(同マイナス10件)。また、じやん球が新たに2件受理されている。

    出典:パチンコ・パチスロ情報島
    7月の型式試験にも、じゃん球2機種の申請があったという。そして、こちらの適合・不適合の結果は、9月末現在、まだ出ていない……! 今秋以降の試験状況に要注目である。

    じゃん球は思い出と共に

    サミーさんはぱちんこ・パチスロとは異なる第3の遊技機としての『JANQ』を提唱し前述の『サミータウン』や『セガNET麻雀MJ』などとコラボを行うなど戦う姿勢を崩していません。さらに! 詳細不明ながらもなんと約半年前の2023年の1月には保通協の型式試験に雀球が持ち込まれたとのニュースもあり。結果不適合との結果がでておりますが、これはメーカーはどこだったんだろう。個人的には十中八九サミーさんだと思いますけども、これはもう是非頑張って欲しいと思います。

    出典:ななプレス
    「羽根モノ」や「7セグ」は形を変えて今も残っているが、じゃん球の打感はじゃん球でしか味わえない。もしホールに登場すれば、懐かしさから一度は打ちたいと思うユーザーが相当数いるだろう。また、若いユーザーにとっても興味深い未知の遊技機となりそうだ。

     

    麻雀の基礎知識さえあれば、じゃん球はかなり熱くなれるはず。興味があれば「MJモバイル版JanQ」で一度体験してみてはいかがだろうか。

    TOP:YouTube

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