【万発狙える台も!?】ゲーム性が面白い役物搭載機をまとめてみた

2018/06/06

パチンコ速報

  • yakumono300531
    ヘソに玉を入れると液晶画面で数字が回転し、3つ揃えば大当たり――近年のパチンコと言えば、そんな「デジパチ」が当たり前だったが、ここ最近「権利物」や「羽根物」などに分類される、玉の動きそのものが展開を左右する機種が次々に登場している。そこで、玉の動きに一喜一憂できる役物抽選タイプの台をまとめてみた。

    『CR天下一閃』(Daiichi)

    今年も数多くの新機種が登場したが、その中で最も印象に残った機種に贈られるMIPを受賞したのはDaiichiの『CR天下一閃』。クルーンに回転体、そして斬新な役物を使ったゲーム性にV入賞1回で約4000個獲得というスペックは、まさに昔の「一発台」そのもの。飛び込み口に玉が入る瞬間、回転体の振り分け、そして最終ステージでバチバチと玉が弾かれる様にオールドファンは興奮し、また一発台を知らない若い世代には新鮮なドキドキを与えたはず。

    出典:777@nifty
    回転体の振り分けを突破し、トゲトゲの直立型回転棒に弾かれて、中央の入賞口に入れば一撃約4000発獲得。パチンコ・パチスロAWARD 2016で「777@niftyが選ぶパチンコMIP」認定、さらに第6回遊技機アワードでも「パチンコ特別賞」を受賞した。
    およそ1年半前、2016年10月に導入開始されたこの『CR天下一閃』が、最近の役物抽選タイプの先駆けと言えるだろう。

    『極閃ぱちんこ CRうしおととら』(Daiichi)

    天下一閃では、ライトユーザーが最も敬遠した要因は、とにかく役物に玉がいかない事だった。
    下段役物は勿論、上段役物へも千円で1発も入らないような昔ながらの一発台の感覚に、ついていけなかったユーザーは多いように思う。
    という事で、うしおととらでは、役物までのルートを通常のデジパチと同じ感覚で打てるよう液晶化した事で、ライトユーザーにもアナログの楽しみに辿り着ける設計となっている。

    出典:パチンコ・パチスロ 悠遊道
    2018年1月に導入開始。『天下一閃』と同じ役物を搭載しつつ、『天下一閃』の硬派すぎる仕様をライトユーザー向けにカスタマイズしたものとされている。一般的なデジパチと同様に液晶で約1/80を当選させると『天下一閃』役物の出番。すなわち、デジパチと役物抽選タイプのいいとこどりをした機種である。

    『CR天龍∞』(マルホン)

    負けたのも悔しいですが、何が一番悔しいかって、こんなに負けてるのにまた打ちたい! 楽しい!と思っているところなんですよね。いや~最高ですよ、「天龍∞」。特に3段目到達時の興奮はすごくて、店員さんの目も気にせず「入れっ!」とか叫びまくっていましたもん。ま、そんな客は僕だけでしたが、それくらい、ドキドキ感を味わうことができます。

    出典:SANSPO.COM(サンスポ)
    2018年1月に導入開始。パチンコ化もされた人気漫画『賭博破戒録カイジ』に登場する一発台パチンコ「沼」のような3段クルーンを搭載。3段目到達時の圧倒的なドキドキ感が数多のユーザーを魅了し、一部のホールでは大量の増台が実施されたらしい。万発報告も数多く寄せられている。

    『CRトキオスペシャル』(アムテックス)

    ★羽根に拾われた玉がV入賞すれば大当り。
    ★大当り時はタワー内を玉が上昇してラウンド数を決定。
    ★大当りラウンド数は16or7or3Rだが、最初のV入賞が1Rとなるので実質ラウンド数は15or6or2R。
    ★各ラウンドの振り分けは1:1:1の均等。
    ★大当り中はシリーズ初搭載の下アタッカーが開放。

    出典:パチ7
    2018年4月に導入開始。盤面下部のチャッカーで「羽根」を開かせ、拾われた玉が回転体を通過してステージ中央のVに入れば大当たり。さらに、3or7or16Rのラウンド数振り分けにも役物が用いられ、玉の動きをとことん楽しませるゲーム性となっている。

    『CR RAIZINMAN』(A-gon)

    A-gonは去年GoGoピラミッドという一発台を出してますが、
    それとは対照的に今回のライジンマンは3段クルーン役物に一気に玉を流し込み、
    1玉でもVに入れば大当たりという画的にかなりインパクトのあるゲーム性です。

    出典:スロパチ立ち回り最適化
    2018年5月に導入されたばかりの新台。GOチャッカー当選でアタッカーが開放し、ストッパーの手前に玉をストック。その後、ストックされた玉が一気に3段クルーンに突入し、V入賞を目指す。他の機種でたまに起こる「複数の玉が同時に突入」という現象を強制的に作り出す、エキサイティングな台である。1日でおよそ20万発を出したという噂もあるのだとか。

    『CR犬夜叉JUDGEMENT∞』(ディ・ライト)

    初当りの大半が、この最終決戦チャレンジから発生する。突入契機は最終決戦図柄停止で、左右から打ち上げた玉が中央下段にあるV穴に入れば大当りだ。左右のハズレ穴に入らない限り、ピンボールのように何度でもV穴に挑戦できる点が目新しい!

    出典:ぱちガブッ!
    2018年6月4日に導入開始。一般的なデジパチと同じ感覚でヘソに玉を入れ、約1/69.9 (スペックEXは約1/99.9)の「最終決戦チャレンジ」を引き当てると、役物クルーンの出番。クルーンに投入した玉が、まるでピンボールのような軌道を描き、V穴かハズレ穴に入るまで、手に汗握る展開を楽しめる仕様だ。

    『CR今日もカツ丼』(豊丸産業)

    表面上1/3となるルーレット役物のTARGET穴入賞率は約1/5弱程度、シーソー役物の左右振り分け率は見た目上と同じ1/2。つまり、役物入賞時の大当たり期待度は約1/10弱程度か。
    大当たり中は、04チューリップの右下にある入賞口に入りやすいこともあり、約4328個の出玉(メーカー発表値)を得ることができる。

    出典:パチンコビレッジ
    2018年6月18日に導入予定。『CR餃子の王将』でおなじみの豊丸産業が送り出す食べ物機シリーズ。ルーレット役物を突破し、シーソー役物で右に流れてVに入れば大当たりとなる。プロモーション映像に、「冷やし中華はじめました」がヒットしたピン芸人AMEMIYA氏が出演したことでも話題になったとか。

    『CR綱取物語~横綱7戦全力~』(アムテックス)

    大当たりまでのゲーム性はシンプルかつ単純明快。液晶下部の「入」から役物内に入った玉が、左右に可動する1穴クルーンを通って始動口に入ると液晶が変動。図柄揃い確率1/29.9に当選すれば、大当たりだ。右打ち中はアタッカー上部に搭載した「ごっつあんポケット」が、こぼれ玉をサポートしてくれる。

    5セット目の最終大当たりを消化した後(リミット到達時)は、ワンチャンスの「金星チャンス」に突入。ここで時短中大当たり確率1/9.63に当選すれば、再び16R×5セットを獲得できる。

    出典:Amusement Japan
    2018年7月2日に導入予定。役物を通過させて液晶を変動させ、図柄が揃えば大当たり。『極閃ぱちんこ CRうしおととら』や『CR犬夜叉JUDGEMENT∞』とは逆の手順を踏む役物・デジタル融合機である。すべての初当たりで16R×5セット、およそ6450個の払い出しを獲得できるという非常に力強いスペック。最近の役物抽選タイプは、撤去されたMAXタイプ級のマシンに進化しつつあると言えるかもしれない。

     

    メーカー各社が工夫を凝らした役物はこれまでにない玉の軌道を生み出し、どこかレトロでありながら手に汗握る新しいゲーム性を創出している。シンプルに熱くなれる三段クルーンから、液晶抽選と役物抽選を組み合わせたものまで、多種多様な役物搭載機が登場。2018年は、前のめりになって玉の動きを凝視するユーザーがホールに溢れるかもしれない。

    TOP:YouTube

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