【6号機との違いは?】低ベース6.1号機の評価ってどうなん?

2021/03/10

パチスロ速報

  • 610308
    規制緩和により低ベース化が可能となったパチスロ「6.1号機」の市場導入が開始された。出玉の高速化や遊タイムの搭載で賑わうパチンコのシマに対し、パチスロは依然として厳しい状況が続いているが、今後リリース予定の低ベース6.1号機はパチスロ業界の救世主となり得るのだろうか?

    2021年「低ベース6.1号機」導入開始! 6号機とは何が違う?


    6号機から6.1号機になったことで、演出にレバーオンを組み込んだ「疑似遊技」や「ビデオリール」が搭載できるようになり、演出の幅が広がった。さらにスペック面では「ペナルティ規制の緩和」が実施され、AT機のベースを下げることが可能に。これらを受けて2月8日にリリースされたのが、大都技研の『政宗3』とオリンピアの『パチスロKING黄門ちゃま』である。

    50枚あたりのコイン持ちはいずれも約38Gで、50G前後回っていた従来の一般的な6号機より10G以上ベースダウンした。吸い込みが早くなった分、メリハリのある展開になることが期待されていたのだが……。

    『政宗3』の評価

    507:2021/02/09(火) 11:55
    打ってるけどつまんねーわこれ…
    コイン持ち激悪だし1枚ナビ出にくいし

    528:2021/02/09(火) 12:46
    結構面白い
    AT2回入ったがどっちも完走した

    534:2021/02/09(火) 13:10
    めっちゃ完走するね、マジで万枚狙える台やん

    708: 2021/02/09(火) 20:21
    低ベースで初当たり重いから吸い込み半端ないな

    出典:スロログ|パチンコ・スロットまとめ
    『政宗3』のネット上での評判はまさに賛否両論。「伸び方がすごい」とか「万枚狙える」といった好意的な声がある一方で、今後の低ベース機の印象を危ぶむ声も上がっている。
     


    低評価の原因は、吸い込みが早くなったことより、「出陣ナビを規定回数引くことで前兆に移行する」というシステムにあるのではないか? という見方もある。実際、出陣ナビは出現率が1/15とかなり重い。下ブレが続けば天井もどんどん深くなって、有利区間を完走できたとしても2400枚出ない……ということが起こりえるようだ。

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    『パチスロKING黄門ちゃま』の評価

    出玉に関しても、差枚数管理型の高純増機(6枚)はゲーム数が短くなってしまうため、相性が悪いです。
    なぜそうしてしまうのか疑問です。
    また2戦突破機種が出てきている中、本機に関しては4戦突破型です。
    内部的なことは別として、印象として突破しにくい印象を与えてしまうのでマイナスです。
    勧善懲悪ジャッジメントで天井がクリアされず、打ち続ければATに入るならまだしも、そうではないので厳しいのです。
    別に4戦にしなくても、タッグ選にして2、3選に出来たのではないでしょうか・・・。

    出典:パチンコ・パチスロ台評価・感想
    『パチスロKING黄門ちゃま』については、「3戦突破」の機種が多かった中で「2戦突破」が出始めているのに、今さら「4戦突破」か……という溜め息が聞かれた。天井は浅く、AT初当たりの平均も軽めに設計されているのだが、4戦突破のせいでキツい印象を持たれてしまったようだ。さらに……。
     


    本機は従来の6号機にありがちな高設定ほどハマりにくく、上乗せしにくい仕様。その設定差は大きく、朝イチで深い天井まで行く or 初回上乗せ特化ゾーンで大量上乗せした時点で、高設定の期待度が下がってしまうと言われている。

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    今のところの評価は微妙?


    先に出た2機種の評価を見る限り、今のところ低ベース6.1号機の評価は高いとは言い難い。ただ、感想の詳細に注目してみると、「出陣ナビ」や「4戦突破」、すなわち「システム」や「見せ方」に対する不満が目立つ。ということは、「低ベース化」そのものに罪はないと言えるのではないだろうか?

    『パチスロ頭文字D』という成功例


    規制緩和の恩恵を受けた6.1号機ではないが、サミーの『パチスロ頭文字D』もベースは約36.3Gと低く、それでいてかなりの評価を得ている。ベースの低さによるメリハリと独自のA+ATのシステムが受けている様子で、現環境での一つの成功例と言えるだろう。一方で……。

    評価されている高ベース機もある


    『政宗3』・『パチスロKING黄門ちゃま』と同じ2月8日にリリースされた『パチスロ バイオハザード7 レジデントイービル』(アデリオン)は約50.2Gの高ベース機だが、作業感を排しつつ出玉の波をつくれているようで、好意的な声が目立つ。

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    また、2020年2月の『SLOTバジリスク~甲賀忍法帖~絆2』(ミズホ・ベース約49.5G)は、スロット価格ランキングでいまだに上位をキープしており、一定の需要を保っている。これらは6号機のリリース開始から一年以上経過して世に出たもので、ノウハウを積み重ねてきた結晶とも言える。6.1号機の開発はまだ始まったばかり、これから低ベースとマッチしたシステムが生まれる可能性は十分にあり得るだろう。では……。

    3月以降の6.1号機は……?


    3月8日にベース約35.8GでAT直結型のゲーム性を実現した『パチスロ北斗の拳 宿命』がホールデビュー。その後、3月22日にはベース約36Gで有利区間をリセットする引き戻しゾーンを搭載した『絶対衝激III』がリリース予定。他にも、2021年春以降は低ベース6.1号機が多数登場する。

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    絶好のスタートを切ったとは言い難い低ベース6.1号機だが、本番はまだまだこれから。多彩なラインナップの中から、パチスロのシマを賑わせてくれるヒット機種が生まれることに期待したい。

    TOP:YouTube

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