国民の生活を守る厚生労働省。その優しさはとどまるところを知らず、生活保護費でパチンコを打つことに対しても寛容な姿勢が示された。
【「生活保護でパチンコ通い」は、なぜOKなのか】 まずはギャンブル問題の予防・啓発強化から : https://t.co/6lm88zFFW4 #東洋経済オンライン pic.twitter.com/awK14aCvDM
— 東洋経済オンライン (@Toyokeizai) 2016年3月22日
可か不可かと言えば、可。生活保護法によれば被保護者は「支出の節約」を図らねばならないとされているが、パチンコに使ってはいけないという明確な決まりはない。
パチンコで生活保護停止は不適切?納税者なめてんの?
『なんで、てめぇのパチンコ代まで国民が負担しなきゃいけねーんだよ💢』
別府市の長野市長の主張が正論−KAZUYA Channelhttps://t.co/icMO5pQe8U pic.twitter.com/tWjXwRAnGJ
— KoeNews/政治 (@kkalan23) 2016年3月18日
25年以上前から年1回のペースで市の職員がパチンコ店と競輪場を巡回し、受給者を発見した場合は文書で立ち入らないよう指導、従わない場合は一時的に支給を停止していた。今年は9人が1~2ヵ月間停止された模様。
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【イミフ】厚生労働省が甘デジばりに甘い件
パチンコを理由に生活保護支給停止は違法という人権派弁護士の主張が法的に通るらしく。これでは真面目に働く納税者はたまりせんね。 pic.twitter.com/92xBf3UUWT
— 城之内 みな (@minajyounouchi) 2016年3月21日
別府市の調査と停止措置に対して、3月9日、弁護士らによる市民グループが意見書を提出。市の処分は違法であり、受給者や保護が必要な人を委縮させるだけだと主張した。
生活保護の給付金でパチンコは賛成? 反対? 大分2市も支給停止措置を取りやめ https://t.co/vmCDJ06Cef #grape pic.twitter.com/cqQ9kpOOym
— grape (@grapeejp) 2016年3月22日
厚生労働省は「法的根拠がない」として、別府市の停止措置は「不適切」であると指摘。市は来年度から停止措置を行わない方針を示した。
別府市の長野恭紘(やすひろ)市長は「生活保護費をパチンコなどに使うことは不適切だという認識に変化はない。しかし、国と県から『おかしい』と言われれば、耳を貸さないわけにはいかない」と説明している。
これは法改正待ったなし
別府市「パチンコで生活保護停止」を中止へ、弁護士「当然のこと」「調査も不適切だ」 https://t.co/K94ip0ozmn #niconews
— 十六夜藤華 (@izayoifujika) 2016年3月22日
どんな人間も、娯楽を嗜む権利はある。
ただし「身の丈に合った」娯楽をだ。貧困層が、わざわざ金のかかる娯楽を選んで、費用を赤の他人の納税者に負担させるのか?
ふざけるな。
安上がりな娯楽が幾らでも有るだろう。@Sankei_news https://t.co/2pRXoAkH3H— 火雛Jestzona@AR+VR小説着手 (@HibinaKageori) 2016年3月17日
真面目に働いて税金や社会保険を収めている人や
本当に困窮している人には厳しく、
税金や社会保険を収めず遊んで暮らしている人には優しい日本。
働かざるもの食うべからずは何処へいったのか。https://t.co/yp9zCJKKpl— 粉砕バット (@funsaibat) 2016年3月17日
厚生労働省の指導に対して、多くの人が反発。法律を見直すべきとの声も上がっている。
別府市の調査と停止措置は世間から高く評価されていただけに、厚生労働省はかなりのブーイングを浴びている。生活保護費でパチンコを打つことは、法律では許されていても、世間が許さないようだ。