ユーザーやホール経営者に大打撃を与え続ける規制ラッシュ。
新基準機が中々受け入れられないこのご時世に、“増台”の噂が広まっている機種があるという。それが『CR GANTZ(ガンツ)』だ。
2015年11月から「大当たり確率の分母は320以下」、後の2016年5月に「確変割合は上限65%」と規制され、それまで多くのホールで主力とされていたMAXタイプは製造中止となり、設置済みのMAXタイプも2016年末に完全撤去となった。
この「規制ラッシュ」とも呼ばれる異常事態の中、リリースされる新台は出玉性能が著しく制限されており、客離れも早い。MAXタイプの爆発力・出玉感に慣れたユーザーたちには、新基準機のスペックが受け入れられないのである。
登場してすぐにお役御免となってしまう新基準機が多い中、“増台”されることは珍しい。
このユーザーやホール側のお眼鏡に叶った『CR GANTZ』とは一体どんな台なのか?
では、ここで『CR GANTZ』のスペックを見てみよう。
賞球 4&1&3&4&9&10&15
確率 【低確率】約1/319.7
【高確率】約1/75.3
サバイバルRUSH(確変) 突入率:65%
継続率:65%
時短 50回
特賞出玉 【3R】450個
【4R】600個
【5R】750個
【6R】900個
【7R】1050個
【16R】2400個
スペック | ぱちんこ GANTZ | オッケー
出玉の鍵を握るのは、2400個の払い出しに加え、ラウンド後は「EXTRA」に突入する「超GANTZ BONUS」。「EXTRA」はいわゆる小当たりラッシュとなっており、1回転あたりおよそ11個増える仕様。MAXタイプ全盛期に流行ったST機は確変中にハマると、大当たりが取れないままスルーしてしまうこともザラにあったが、この『CR GANTZ』は確変中にハマればハマるほどお得になるのである。一撃でトータル5000個を超えることも珍しくない。
しかもこの「超GANTZ BONUS」、案外レアなフラグではない。確変中は30%、通常時でも20%もの突入率を誇る。まず確変に入れてから連チャンさせなければ大量出玉は期待できない機種も多い中、『CR GANTZ』は通常時からいきなり爆裂状態に持っていくことが可能。運悪くワンセットで終了しても4000個弱は見込める上、「超GANTZ BONUS」を連続で引こうものなら一撃10000個にも手が届く。
『CR GANTZ』を発売したメーカー「オッケー.」とは、大手「京楽産業.」のグループ企業。現在のパチンコの基礎となる「正村ゲージ」を考案した正村竹一氏の名を譲り受け、1983年に「株式会社まさむら遊機」として設立、2011年に「株式会社オッケー.」と商号変更した。近年は『ぱちんこウルトラバトル烈伝 戦えゼロ!若き最強戦士』、『CRぱちんこアベンジャーズ』など、バトル物を多く開発している。
MAXタイプの規制・撤去でホールもユーザーも苦境に立たされているが、『CR GANTZ』が2017年初の希望を与える台になるかもしれない。
オッケー.が起こした新基準機の革命。ユーザーの高評価を得て増台という話も出ているようなので、2月以降、待ち時間なく遊技できる状況に期待できそうだ。