話題のコンテンツ「おそ松さん」をまさかの液晶非搭載でスロ化したディ・ライトが、今度は懐かしの「おそ松くん」を液晶付きでリリースするという。PVにはちゃっかり「さん」が登場。「くん」だけでは求心力が足りないと判断したのかもしれない。
初代『パチスロ おそ松くん』(4.7号機)がリリースされたのは2005年。「あの興奮がよみがえる」というが、干支が一周するほど昔のことを覚えている人はどのくらいいるのだろうか。
「おそ松さん」では6人それぞれに個性的な表情やイメージカラーが設定されているが、「おそ松くん」は容姿・服装が基本的に全員共通。「何人」つかまえたというのはわかるが、「誰を」つかまえたのかわからない。ちょっとしたホラーである。
UFOに向かっての一斉シェー。どこかで見た絵だと思ったら、「おそ松さん」の第1期OP「はなまるぴっぴはよいこだけ」のワンシーンであった。「くん」とのタイアップだったはずでは……
背景にいるトト子ちゃんだが、確実に「おそ松さん」バージョンである。イヤミは正直歯が出てるイメージしかないので、何時のバージョンかわからない。
こちらのカットも完全に「くん」ではなく「さん」。第2期OP『全力バタンキュー』のワンシーンである。「さん」ではなく「くん」とのタイアップということにこだわっているわけではないようだ。
「シェー」役物が落ちればチャンスとなる模様。パチスロの役物といえば「顔」や「武器」、「タイトルロゴ」などが定番だが、「セリフ」(掛け声?)というのは珍しい。
声で演出するという、腐女子の妄想力に頼りまくった、「おそ松さん」のパチンコとスロット。しかし、動いている彼らをみたいのなら「おそ松くん」をプレイする方がおすすめだ…というか最初からこの一台でよかったのではないかという疑問もあったり、なかったりする。