【煙草論争】喫煙は絶望的…かと思いきや変わった施策をはじめたようです

2017/09/15

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  • kinnenn
    受動喫煙防止法による課題はホール店舗にとっては死活問題であるのだが、ホール側も涙ぐましくも、変わった施策を細々とはじめている。

    IQOS専用ルーム誕生

    近年の加熱式・電子タバコの急速な普及に伴い、同店でも多くの客が遊技・休憩中にIQOS等を使用していることを受け、通常の喫煙室とは別に既存タバコの臭いが気にならない専用ルームを設けることでより快適な空間を提供することを目指し、今回のリニューアルに至った。

    出典:WEB Green Belt

    IQOS専用の喫煙スペースが誕生した。禁煙者から見たら通常のタバコも電子タバコも変わらないかもしれないが、電子タバコ愛用者から言わせると雲泥の差だと言う。ホール側のささやかな受動喫煙対策は、吉と出るか凶と出るか。

    東京は分煙も不可の可能性浮上

    「分煙することで、受動喫煙を防止しようとは考えていません。分煙については、可としないということです」

    都民ファの政調会長代理で受動喫煙防止条例プロジェクトチームメンバーの伊藤悠都議(41)は2017年8月14日、Jタウンネットの取材に対し、規制の考え方をこう説明した。

    出典:@niftyニュース

    分煙を認めない理由については、飲食物を運ぶときなどに従業員がタバコの煙を吸い込んでしまうことを伊藤都議は挙げる。その代わりに、従業員全員の同意がある場合に例外的に屋内喫煙を認めることを検討しているといい、タバコを吸うのが目的のシガーバーなどを念頭に置いているとした。

    出典:@niftyニュース

    先の都議選で圧勝をした都民ファーストの会が公約に掲げていた受動喫煙防止対策の徹底。小池都知事は分煙も不可と考えているようで、もしかしたら東京のホールは完全禁煙になってしまうかもしれない。

    ホールの企業努力を認めてください

    千代田区にあるパチンコホールでは、喫煙専用室を作る費用の問題を挙げた。 「設備にお金がかかりますが、都にどのくらい負担してもらえるのか。全面的な禁煙はきついので、分煙を認めてほしい。ここ千代田区内では路上禁煙となっており、タバコを吸う人はどこで吸えばよいのか」 都内などでパチンコホールを展開する会社のレジャー事業部では、「喫煙者が半分以上を占めており、全面的に禁煙となると、お客が入らなくなります。分煙ボードで仕切ってタバコを吸わないお客に対応しており、パチンコ店は条例の対象から除外してほしい」と言う。

    出典:@niftyニュース

    正直、禁煙者からしたら分煙ボードなど無意味に近いのかもしれないが、エリアを区切るなどの努力だって可能だ。遊技者の喫煙率が高い業界だからこその「例外」を認めて欲しいのが本音だ。

    電子タバコVS小池都知事

    「IQOSのみ利用可」となったエリアが増えることに賛成するユーザーも出てくるだろう。

    もちろん「タバコもIQOSも一緒」と考える人間もいるが、不快に感じるユーザーの数は現状よりも減るのではないか。

    ただ小池百合子東京都知事が率いる地域政党「都民ファーストの会」が、7月の都議選の公約として「スモークフリー社会」を挙げていることを考えれば、その案は無意味なものになり兼ねない。

    「都民ファーストの会」は、職場や公共の場所で屋内禁煙を徹底すると強調。パチンコ店が”全面禁煙”になる可能性も否定はできず、その際は「IQOSも禁止になる」と言われているのだ。

    出典:Gambling Journal

    小池都知事の前では、電子タバコも無意味な模様。分煙だのIQOS専用ルームなど、ホール側の努力などお構いなしだ。まだ正式に法案として提出されてはいないものの、公約として掲げていた以上、ホール関係者は戦々恐々としている。

     

    もしも東京都のホールが分煙すら認められない完全禁煙と化した場合、その波が全国へと波及するのは避けられそうにない。小池都知事には是非ともホール側のささやかな施策を汲んで欲しいところである。

    TOP:YouTube

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