【版権】パチンコ・パチスロ化した週刊少年マガジンの漫画まとめ

2025/04/07

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  • shonenmagazine
    1959年に創刊されて以来、数々の名作漫画を生み出してきた「週刊少年マガジン」。これまでも数多くの作品がパチンコ化・パチスロ化されてきたが、ここ数年はその流れが加速しているようで、連載中の漫画のタイアップ機も次々と生み出されている。そこで、週刊少年マガジンで連載された漫画でパチンコ化・パチスロ化されている作品を連載開始順にまとめてみた。

    「8マン(エイトマン)」パチスロ


    1963年から1965年まで連載されたSF漫画。「鉄腕アトム」とも「鉄人28号」とも異なるロボットの性能が評価されて連載が決まったらしい。1963年にアニメ化。2000年、タイヨーがパチスロ4号機『エイトマン』をリリースした。

    「ゲゲゲの鬼太郎」パチンコ/パチスロ


    週刊少年マガジンでは1965年に「墓場の鬼太郎」として連載が始まり、1967年には「ゲゲゲの鬼太郎」に改題された。1996年度の日本漫画家協会賞・文部大臣賞を受賞。1968年からアニメ化。2000年、サミーのパチスロ4号機『ゲゲゲの鬼太郎』が初の遊技機化。パチンコは2000年の『CRゲゲゲの鬼太郎F』から2025年1月の『Pゲゲゲの鬼太郎 獅子奮迅99Ver.』まで、一貫して藤商事ブランドが手掛けている。

    「巨人の星」パチンコ/パチスロ


    1966年から1971年まで連載された野球漫画。いわゆるスポ根ものの走りとも言われている。1968年からアニメ化。2002年、高尾の『CR巨人の星L』、アリストクラートテクノロジーズのパチスロ4号機『巨人の星』に始まり、数多くのパチンコ・パチスロが開発された。最新台は2022年にサンセイR&Dがリリースした『PA巨人の星 明子2000Ver』である。

    「サイボーグ009」パチンコ/パチスロ


    「週刊少年キング」で連載が始まり、週刊少年マガジンでは1966年~1967年まで連載されたSF漫画。複数の雑誌で連載されており、作者の石ノ森章太郎氏は本作を「まんが家としての第一作」と語っているらしい。パチンコは2003年の『CRサイボーグ009』以降、一貫してニューギンが手掛けている。パチスロはコナミアミューズメントが2004年にパチスロ4号機『サイボーグ009』などをリリースした他、三洋物産も2014年に5号機『パチスロ サイボーグ009』をリリースした。

    「天才バカボン」パチンコ/パチスロ


    1967年に連載開始されたギャグ漫画。その後、連載雑誌を変えつつ1978年に一応完結したが、その後も「コミックボンボン」で再執筆されるなど、ある意味で現在も続いている。1971年からアニメ化。パチンコは2001年の『CR天才バカボンV』、パチスロは2013年の5号機『パチスロ天才バカボン』以降、一貫してDaiichiブランドが手掛けている。2025年1月には『P世紀末・天才バカボン~神SPEC 凱旋~99ver.』がリリースされた。

    「あしたのジョー」パチンコ/パチスロ


    1967年から1973年まで連載されたボクシング漫画。作中人物の葬儀が行われるなど、社会的に大きな反響を巻き起こした。1970年からアニメ化。2001年、奥村遊機による『CRあしたのジョー』が初のパチンコ化で、最新作は2019年にリリースされたサミーの『ぱちんこCRあしたのジョーFC』。パチスロは2010年にサミーが5号機『パチスロあしたのジョー』、2013年にタイヨーエレックが『パチスロあしたのジョー2』をリリースしている。

    「空手バカ一代」パチスロ


    1971年から1977年まで連載された空手漫画。実在の空手家・大山倍達氏の半生を描いた伝記的な作品で、1973年にアニメ化。二度に渡って実写映画化も行われている。2007年にオリンピア(平和ブランド)がパチスロ5号機『空手バカ一代』をリリースした。

    「仮面ライダー」パチンコ/パチスロ


    特撮テレビドラマの放映開始に先行する形で、1971年に「週刊ぼくらマガジン」で連載が始まり、同年に週刊少年マガジンに移籍。仮面ライダーシリーズとしての初の遊技機化は、1999年にサミーがリリースしたパチスロ4号機『仮面ライダーV3』。パチンコは2004年の『CR仮面ライダー』から2025年5月リリース予定の最新作『e 仮面ライダーBLACK』まで、一貫して京楽が手掛けている。

    「タイガーマスク」パチンコ/パチスロ


    少年漫画雑誌「ぼくら」で連載が始まったプロレス漫画で、1971年に週刊少年マガジンに移籍。現在でも、正体を隠して善行を行う人がタイガーマスクの覆面を被ったり「伊達直人」を名乗ったりすることがある。1969年にアニメ化、2013年に実写映画化。2001年、IGTジャパンの『タイガーマスクCR』が初のパチスロ化。その後の遊技機化の多くはSANKYOが手掛けており、2010年の『CRFタイガーマスク 虎よ闘え!カウント80』や2021年の『PFタイガーマスクW Lightver.』、5号機『パチスロ タイガーマスク』などをリリースした。

    「デビルマン」パチンコ/パチスロ


    1972年から1973年まで連載されたダーク・ファンタジー漫画。同年にアニメ化されているが、当初からメディアミックスとして制作されており、漫画とアニメは同じ設定を用いた別々の作品となっている。2002年の『CRデビルマン』から2025年の『Pデビルマン THE FINAL』まで、大半のパチンコはニューギンブランドが手掛けている。パチスロは2005年の5号機『デビルマン』や2017年の『SLOTデビルマンΧ』などをエレコ(ユニバブランド)がリリース。

    「野球狂の詩」パチンコ


    1972年から1977年まで連載された野球漫画。連載当初は様々なキャラクターが主人公を務める連作だったが、アニメ化やテレビドラマ化がされたのは、女性投手・水原勇気を主人公とするエピソードが多かった。サミーが2010年に『ぱちんこCR野球狂の詩』をリリース。

    「愛と誠」パチンコ


    1973年から1976年まで連載された学園青春漫画。不良少年と財閥令嬢の純愛を描き、1975年に講談社出版文化賞児童まんが部門を受賞。1974年にドラマ化された他、何度も実写映画化されている。2007年に奥村遊機が『CR愛と誠』をリリースした。

    「釣りキチ三平」パチンコ/パチスロ


    1973年から1983年まで連載された釣り漫画。当時、マガジンの看板作品の一つであり、「月刊少年マガジン」でも短編が連載されていた。1980年にアニメ化、2009年に実写映画化。パチスロはサミーが2001年に4号機『サンペイ』、2003年に『サンペイR』をリリース。初のパチンコ化は豊丸が手掛けており、2004年に『CR釣りキチ三平』などを世に送り出した。ちなみに、2009年には平和が、2015年には再び豊丸がパチンコをリリースしている。

    「1・2の三四郎」パチンコ


    1978年から1983年まで連載されていた漫画。学園コメディであり、複数の競技に渡る熱いスポーツ漫画でもある。1981年に講談社漫画賞少年部門を受賞。1995年に実写映画化。2006年に銀座がパチンコ『CR1・2の三四郎』をリリース。

    「バツ&テリー」パチスロ


    1982年から1987年まで連載された野球ヤンキー漫画。1984年に講談社漫画賞少年部門を受賞。1987年にファミコンソフトが販売されたが、その内容は野球でも喧嘩でもなく横スクロールアクションであった。2011年にバルテックがパチスロ5号機『バツ&テリー』をリリースしている。

    「コータローまかりとおる!」パチンコ/パチスロ


    1982年から1994年まで連載された学園漫画。空手が中心だが、第6部では「バンド編」が描かれるなど、内容は多彩。1986年に第10回講談社漫画賞少年部門を受賞。1984年に実写映画化。2007年に奥村遊機がパチンコ『CRコータローまかりとおる!』などをリリース。パチスロ化はIGTジャパンが手掛け、5号機『コータローまかりとおる!』を世に送り出した。

    「バリバリ伝説」パチスロ


    1983年から1991年まで連載されたロードレース漫画。1980年代のオートバイブームにおいてリアルな描写で支持を集め、1985年には第9回講談社漫画賞少年部門を受賞。1987年には映画化もされた。2007年9月に平和がパチスロ5号機『バリバリ伝説』をリリース。

    「カメレオン」パチンコ/パチスロ


    1990年から2000年まで連載されたヤンキー漫画。1999年に第23回講談社漫画賞少年部門を受賞。1992年からOVA化、1996年にはオリジナルビデオ(実写)化もされている。遊技機化はタイヨーエレックが手掛けており、2012年に『CRカメレオン』、2013年には5号機『パチスロ カメレオン』をリリース。

    「シュート!」パチスロ


    1990年から2003年まで連載されたサッカー漫画。スポーツを媒体にした人間ドラマを描き、1994年に第18回講談社漫画賞少年部門を受賞。1993年に「蒼き伝説 シュート!」としてアニメ化、1994年に実写映画化。2008年にJPSがパチスロ5号機『シュート!』をリリース。

    「湘南純愛組!」パチスロ


    1990年から1996年まで連載されたヤンキー漫画。本作の続編が後述する「GTO」である。1994年からOVA化、1995年にオリジナルドラマ(実写)化。2020年にもAmazonプライム・ビデオでオリジナル作品として配信。2013年にニューギンが5号機『パチスロ湘南純愛組!』をリリースした。

    「金田一少年の事件簿」パチンコ


    1992年から2001年まで連載された推理漫画。その後も短期集中連載や不定期連載が行われたり、「イブニング」で20年後の物語が描かれたりしている。1995年からドラマ化され、翌年にはアニメ化。サンセイR&Dが2013年に『CR金田一少年の事件簿』、2017年に『CR金田一少年の事件簿~地獄の傀儡師~』をリリースした。

    「サイコメトラーEIJI」パチンコ


    1996年から2000年まで連載されたミステリー漫画。同時期に連載されていた前述の「金田一」に対し、こちらはヤンキー漫画の要素もある。1997年と1999年にテレビドラマ化。2014年に奥村遊機が『ぱちんこCRサイコメトラーEIJI』をリリースした。

    「GTO」パチンコ/パチスロ


    1996年から2002年まで連載された学園アクション漫画。前述した「湘南純愛組!」の続編で、不良出身の主人公が中学校教師に着任する物語。1998年のテレビドラマが大ヒットし、本誌のマガジンが史上最高部数を更新した。1999年にアニメ化。ビスティが2007年にパチスロ5号機『GTO』、2010年に『CR GTO』、2012年に5号機『GTO~Limit Break~』をリリースしている。

    「哲也~雀聖と呼ばれた男~」パチンコ/パチスロ


    1997年から2005年まで連載された麻雀漫画。実在の雀士・阿佐田哲也氏の著書を参考に再構成されたもので、2000年に第24回講談社漫画賞少年部門を受賞。2007年、アリストクラートテクノロジーズのパチスロ5号機『哲也~雀聖と呼ばれた男~』が初の遊技機化。2009年の『CR哲也~雀聖と呼ばれた男~』以降は多くの機種をDaiichiブランドが手掛けている。

    「RAVE」パチンコ/パチスロ


    1999年から2005年まで連載された冒険漫画。当時のマガジンでは珍しいファンタジー作品で、全話無休載掲載という偉業も成し遂げている。2001年にアニメ化。2012年の『CR RAVEエンドレスバトル』から5号機『パチスロRAVE~エンドレスラッシュ~』、最新作の『スマパチ RAVE 覚聖ループ』まで、一貫して藤商事ブランドが手掛けている。

    「魔法先生ネギま!」パチンコ


    2003年から2012年まで連載された学園バトルラブコメ漫画。31人ものヒロインに細かな設定が与えられている。2005年からアニメ化、2018年に舞台化。サンセイR&Dが2017年に『CR魔法先生ネギま!』、2018年に『P魔法先生ネギま!』をリリースした。

    「FAIRY TAIL」パチンコ/パチスロ


    2006年から2017年まで連載されたファンタジー漫画。2009年からアニメ化。2018年の『CR FAIRY TAIL』に始まり、同年の5号機『パチスロ FAIRY TAIL』、2025年3月の『P FAIRY TAIL 89Ver.』まで、一貫して藤商事ブランドが手掛けている。

    「賭博覇王伝 零」パチンコ/パチスロ


    2007年から2009年まで連載されたギャンブル漫画。「アカギ」や「カイジ」で知られる福本伸行氏の作品だが、少年読者に配慮した内容になっている。SANKYOが2012年に『CRF覇王伝 零』や『パチスロ 覇王伝 零』などをリリースした。

    「七つの大罪」パチンコ/パチスロ


    2012年から2020年まで連載されたファンタジー漫画。2015年に第39回講談社漫画賞少年部門を受賞。2014年からアニメ化。ゲームも多数発売されている。2018年の『ぱちんこCR七つの大罪』から、6号機『パチスロ七つの大罪』、2024年の『P七つの大罪2 神千斬りVER.』まで、すべての機種をサミーが手掛けている。

    「炎炎ノ消防隊」パチンコ/パチスロ


    2015年から2022年まで連載されたSFバトル漫画。アニメは2019年から始まり、2025年4月からは第3期がスタート。SANKYOが2023年に『PF炎炎ノ消防隊』、6.5号機『パチスロ 炎炎ノ消防隊』、2024年に『PF炎炎ノ消防隊Light ver.』、『Lパチスロ 炎炎ノ消防隊』をリリースした。また、スマパチの「炎炎ノ消防隊2」を2025年7月7日にリリース予定。

    「東京卍リベンジャーズ」パチンコ/パチスロ


    2017年から2022年まで連載されたSFヤンキー漫画。2020年、第44回講談社漫画賞少年部門を受賞。2021年にはコミックス25巻で初版100万部を達成している。2021年からアニメ化され、舞台やミュージカルにも進出。サミーがパチンコ化・パチスロ化を手掛けており、2025年にリリース予定と噂されている。

    「彼女、お借りします」パチンコ


    2017年から連載中のラブコメ漫画。2020年からアニメ化され、2025年7月には第4期が放送予定。2022年に実写ドラマ化、2024年にはゲーム化もされている。2025年6月2日、SANKYOがデカヘソ機『eF彼女、お借りします』をリリース予定。

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    「化物語(物語シリーズ)」パチンコ/パチスロ


    原作は講談社BOXで発売された青春怪異小説で、2018年から週刊少年マガジンでコミカライズ。2009年にアニメ化。物語シリーズとして派生作品も多く、2013年の5号機『パチスロ化物語』から、2024年の『P化物語』まで、一貫してサミーが手掛けている。

    「ブルーロック」パチンコ


    2018年から連載中のサッカー漫画。デスゲーム要素を有し、「史上最もイカれたサッカー漫画」とも呼ばれている。2021年に第45回講談社漫画賞少年部門を受賞。2022年からアニメ化。早ければ2025年内にパチンコ化との噂が囁かれている。

    「シャングリラ・フロンティア〜クソゲーハンター、神ゲーに挑まんとす〜」パチンコ/パチスロ


    原作は「小説家になろう」で連載中のフルダイブ型VRゲームを扱うオンライン小説で、書籍化を経ずに、2020年からマガジンでコミカライズされている。2023年にアニメ化。近いうちにパチンコ化・パチスロ化されると噂されている。

     

    劇画路線に始まり、中期はスポーツやヤンキーものを中心としつつ、近年はファンタジー色も強めつつある週刊少年マガジン。今後はどんな作品がパチンコ・パチスロで楽しめるのだろうか。

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