【取材】パチ&スロ専用の画像投稿サイトが誕生!?「パピモコ」の秘密に迫ってみた

2021/04/05

特集

  • papimoco
    もっともハマったSNSがmixiのP-Summa編集部員です。皆さんはどのSNSが好きですか? ネタの宝庫「Twitter」、何だかキラキラした「Instagram」、同級生のリア充っぷりを目の当たりにする「Facebook」と、今はまさにSNS時代! そんな中、パチンコとパチスロに特化した画像・動画投稿サイトが誕生しました。その名も「パピモコ」!

    既存のSNSのように画像とテキストで投稿するわけですが、それらはすべてパチ関係のものになっております。ホールの周辺機器開発や総合情報サイト「PAPIMO-NET」(パピモネット)を運営するグローリーナスカが手掛けた新しい試みで、現在はβ版として稼働中。Twitterでもパチ関係の投稿は見かけますが、なぜ今、パチに特化した投稿サービスをつくろうと考えたのでしょうか? 開発元のグローリーの須賀さんにオンラインで伺いました。

    「パピモコ」誕生秘話


    ――本日はよろしくお願いします。早速ですが、パチンコとパチスロに特化した投稿サイトをつくろうと思った経緯について、教えてください。

    昨年、パピモネットのTwitterアカウントで「#テンションあがった瞬間をパピモに投稿」というキャンペーンを開催したのですが、当時のフォロワー数はそこまで多くなかったにもかかわらず、1日で200件近い投稿があったんです。この時、勝ち負けとは異なる方向性で遊技を楽しんでいる方がいると知りました。そのような楽しみ方を一つにまとめられるサービスがあったら、遊技に対するさまざまな“熱量”を可視化できると思ったんですね。それがパピモコ創設のきっかけです。

    ――既存のSNSとは何が違うんですか?

    たとえばTwitterではホール情報や出玉、勝ち方など「勝敗」関係の投稿をしている方が多いですよね。パピモコはそうではなく、勝敗以外の熱量を軸にしたいと考えています。一方で、FacebookやInstagramでは後ろめたい気持ちが生まれてしまうのか、パチンコファンであることを公言している方はあまりいません。
    ならば、Twitterユーザーの中にもファンであることは伏せているけれど、写真を撮るぐらい好きで、遊技に対しての熱量を同志に共有したいと考えている方は大勢いるはず。せっかくレアな演出を引いても、フォロワーがファンでないと何が熱いのか伝わりませんから、ファンの方だけを集めた特化サイトをつくったわけです。

    ――なるほど……たしかに全回転とかリーチ目の美しさとか、打つ人じゃないとわかりませんよね。パチ関連は別アカウントで投稿するという人も多いですし。ちなみに、「パピモコ」のサイト名の由来は、やはり「パピモ」からですか?

    はい。候補は100以上あったんですけど、仮称の「パピモコミュニティ」を縮めたものに落ち着きました。かわいいし、いいよね、と。

    ――他に有力な候補はありましたか?

    インスタグラムをもじった「パチスタグラム」は最後まで残っていました(笑)。

    フォロワーという概念を排除!?パピモコ開発中にこだわったこと


    ――開発中にこだわったことは何ですか?

    既存のSNSの多くはフォローやフォロワーといった「人」が中心になりますが、パピモコは遊技中や遊技後に起きる「出来事」を中心にしています。あえて「ユーザーをフォローする」という機能は採用せず、距離感を保つことにこだわりました。

    ――その理由とは?

    ユーザー同士の繋がりが密になると、仲間割れや揉め事が起こる可能性もあります。そういったことが原因で、既存のSNSは居づらくなることがとても多いんです。なので、パピモコは「人」ではなく「出来事」にスポットを当てました。ユーザーのフォロー機能はありませんが、個別の「機種」や「ハッシュタグ」をお気に入り登録することはできます。

    ――機種やハッシュタグのお気に入り登録は、会員限定のサービスですか?

    β版では、お気に入り登録と投稿は会員様のみの機能です。ですが、投稿はどなたでも見られるようになっています。

    ――投稿を見ると、結構古いCR機の投稿もありますよね。

    当初は、いま人気の機種、話題の機種に投稿が偏るかと思っていたので、こんなにバラけたのは予想外でした。今では全体で150機種以上に関する投稿があります。写真を撮るということは「撮りたくなるぐらい面白いと思った瞬間」のはずですが、それが必ずしも現在の人気機種で起こるとは限らないんですね。


    ――面白い投稿を見ると、馴染みのない機種も打ってみたくなりますよね。

    そうですよね! 私自身、「何だこれ!?」と思って打ちに行くことがあります。

    ――おっ、ご自身も打たれるんですね?

    この業界に来る前から嗜んでいました。「角に座れば出る」と考える程度のライトユーザーですが(笑)。仕事として業界に関わってみて、予想以上に取り決めが厳しく、ちゃんとしていると感じました。制限がしっかりかけられているからこそ楽しめる幅がありますし、ファンの方には勝ち負け以外のところでも“楽しむ力”があると思うようになりました。世間ではあまり良くない印象を持たれがちですが、もっと多くの方に認知、体験してもらっていい世界だと思っています。

    ――この業界、最近は中小ホールが減って大手が残るという流れがありますが、パピモコでレア台が発掘されると中小にとっての救いになるかもしれませんね。

    そうですね! パピモネット関係で中小ホール様にもよく行くんですが、本当にいろいろなことを思考して、努力されています。ホール様が営業を続けていくうえでパピモコが助けになれたらいいなと思います。

    ――一般ホールではもう打てない、たとえばスロゲーセンなどの4号機画像も投稿していいんでしょうか?

    はい。現在、何らかの形でパチ関係であれば、特に制限は設けていません。実際に「家スロ」関連のハッシュタグがいくつも誕生しており、過去の秘蔵画像を投稿している方もいるみたいですね。ぜひ、お手持ちの秘蔵画像を投稿していただけたらうれしいです。

    ――他のSNSと違って画像が最初からフルサイズで綺麗に表示されますし、動画もブラウザベースで再生できるんですね。


    アンケートでも画質についてはご好評いただいています。最近の液晶演出は色の数がすごく多いので、せっかくテンションの上がった瞬間を撮っていただいているのだから、ちゃんと見せたいという想いがあります。

    ――サイトのレイアウトは、スマホを縦に使うことを想定されていると思いますが、何か理由があるんでしょうか?

    打ちながら撮る人って、わざわざスマホを横にする方は少ないですよね。なので、縦長の動画がキレイに表示されるように、レイアウトも縦方向にしました。あと、投稿ボタンが他のSNSと違って「左下」にあるのは、打ちながら投稿する場合、右手は塞がっているはずだからです。

    ――そんなところにもパチ特化ならではの工夫があったんですね! ところで、現在はβ版として稼働中ですが、初期ユーザーはどうやって選出したんですが?

    パピモのTwitterアカウントのフォロワー様で、「ポジティブな発信をしている30人」にお声掛けさせていただきました。最初から不特定多数の方の参加をOKにしてしまうと、勝ち負けの話ばかりになったり、ギスギスした雰囲気になったりする可能性もあります。勝ち負けとは別の角度での楽しみ方を軸にしたかったので、初期の雰囲気が本当に大切だと考えました。

    人気のハッシュタグは?


    ――現時点で反響の多い機種やハッシュタグについてお聞かせください。

    3月中旬時点で投稿が多いのは「源さん」や「アイマス」ですが、先ほどもお話ししましたように、機種についてはかなりバラけています。ハッシュタグではテンションの上がった瞬間を投稿していただく「#アがった瞬間」、あとは「#後生に語りたいランプ」や「#この台が好き」、少し違う角度で言うと「#パチ後のグルメ」というのがありますね。ホール周辺のグルメみたいな、機種に直接関係するもの以外でも大歓迎です。

    ――ハッシュタグはユーザーがつくるんですよね?

    はい。インスタと同じで、ユーザー主体の仕組みです。普段の投稿を見ていて、「遊び方の上手な方が多いな」とか「ハッシュタグのネーミングセンスいいな」と感心させられています。「#いつまでも続編待ってる台」の投稿も面白いですね。

    ――ユーザーにはどのように使用してほしいですか?

    たくさんのパチ関連サイトがある中、「うちを選んでほしい」ではなくて、「一つの通り道になってほしい」と思っています。他のSNSも明確な動機があってアクセスしている方ってほとんどいなくて、基本は「何となく」、いい意味で生活の一部みたいな感じで見ている方が大半です。パピモコもそんな感じで使っていただけたらなと思っています。

    正式リリースはいつになる? 今後の展望


    ――これからブラッシュアップしていく機能や実装しようと思っている新機能などはありますか?

    ユーザー様からのアンケートで、改善が望まれている部分を着実に直していきたいです。「マイページ機能」やコメント・いいね があったときのお知らせ機能の拡充などですね。先日、起動時のロード短縮は行いました。まずは判明している課題を優先して解決していきたいと考えています。
    また、「もっと多くの人に来てほしい」という要望もいただいておりますので、4月には招待コードを撤廃し、多くの方が楽しめるかたちとしてキャンペーンを実施することも決定しております。

    ――人気の機種に関する投稿やウケた投稿はランキングで目につきますが、そうでない投稿は埋もれてしまうかもしれませんね。

    それも課題の一つです。実はメニューの上部にある「ハッシュタグのピックアップ」はランダムではなくて運営側でチョイスしているんですが、あれももっと上手く活用していきたいですね。

    ――「パピモ」や周辺機器と連動して楽しめる機能の構想はありますか?

    現時点でもパピモネット会員様とパピモコ会員は連動中です。グローリーナスカは「ユーザー様を軸にいろんなことを考えていく」というのを一貫してやってきているので、その考え方でパピモコと周辺機器との連動も今後やっていきたいと思います。ホールで楽しんで、オンラインで投稿を楽しんで、その楽しい気持ちを持ってまたホールへ……という、一連の流れをつくれたらいいですね。

    ――先ほど、レア台稼働促進の話をしている時にも感じたんですが、打ってみたいなと思った時に、すぐ設置店がわかるといいですよね。

    はい。それも今後ぜひやっていきたいことの一つです。パピモとしてもホール情報を持っていますし、ネット上にはたくさんのパチンコ情報メディアがあるので、外部と積極的に連携していきたいと思っています。パピモコをグローリーナスカ内だけで完結させるつもりはまったくないんですよ。連携してもいいよ、というメディア様がいらっしゃるなら、ぜひご一報いただきたいです。

    ――正式リリースはいつ頃の予定ですか?

    6~7月にβ版を外せたらと思っています。最終的には、ユーザー様にも他のメディア様にも「いい場所だよね」と思ってもらえるプラットフォームを目指していくので、今後ともよろしくお願いします!

    ――今後もチェックさせていただきます! 本日はありがとうございました。

     

    Twitterでは出玉や勝てる店などの情報が注目されがちですが、「パピモコ」では、機種に対する熱量と出来事を軸に、和やかな遊び場を目指しているようです。正式リリース後も今の雰囲気が続いていけば、パチファンの憩いの場になりそうですね!

    P-Summa編集部

| TOP |