【取材】合計1000万再生!ショート動画「ドラマティックパチンコ」制作の舞台裏

2026/04/07

特集

  • dramaticpachinko
    SNSで話題沸騰中のパチンコショート動画、皆さんはご覧になりましたか? Xのオススメがパチンコ関連ばかりになったP-Summa編集部員です。2026年2月13日から、各種SNSでパチンコ業界にフォーカスした本格ショートドラマシリーズ「ドラマティックパチンコ」が始まりました。合計再生回数は1ヶ月で1000万を超えており、今後も続々と更新予定。突然始まって一気に注目の的となったこのシリーズ、一体どのような狙いで、どんな風に生み出されたのでしょうか? 制作の裏側を、株式会社AVALINK代表取締役の堀ノ上さんに伺います。

    パチンコ×本格ショートドラマ「ドラマティックパチンコ」誕生秘話


    ――本日はよろしくお願いします。早速ですが、「ドラマティックパチンコ」を制作しようと思ったきっかけをお聞かせください。

    弊社はパチンコ業界特化の企画・制作・プロモーション会社で、パチンコ好きが集まって立ち上げました。10年ほど業界に携わり、ユーザー歴も含めると20年ぐらいになります。人生の半分近くをこの業界に捧げてきたと言っても過言ではありません。

    ――パチンコ好きの仲間と共に、パチンコ関連の会社を立ち上げるって、激アツですね……!

    パチンコファンの方々ならおわかりいただけるかと思いますが、私たちもお金がない中で苦しい思いをしたこともありつつ、友人と一緒に楽しんだり、脳汁を出したりもしてきました。つまり、パチンコという文化を愛しているんです。パチンコ業界に育ててもらった自分たちだからこそできる“恩返し”があると考え、生み出したのが「ドラマティックパチンコ」というわけです。現役ユーザーはもちろん、ホールから足が遠のいてしまった方々も、楽しかった遊技の記憶は残っていると思うんですよ。

    ――たしかに、ドラマティックパチンコを見ていると、普段は閉じたままの記憶の扉が開かれますね。

    パチンコホールはさまざまな感情が揺さぶられる場所です。ドラマティックパチンコを通じて、遊技で一喜一憂していた方々の深層心理に語りかけ、ホールでのリアルな体験を呼び覚ます……そうすることで、休眠層の掘り起こしができるのではと考えました。

    劇団スカッシュとのコラボを実現! 動画制作でこだわったこと


    ――劇団スカッシュとのコラボはどのような経緯で実現したのでしょうか?

    ドラマティックパチンコは、「昔の熱量を思い出してほしい」というコンセプトを掲げています。以前から劇団スカッシュの方々とは交友がありまして、「熱量と感情がこもったショートドラマを作れるのはスカッシュさんしかいない」と考え、企画が固まる前にオファーを出しました。スカッシュさんありきの企画だった、というわけです。オファーは即答に近い形でご快諾いただいて、数ヶ月に渡ってコンテンツを制作しました。それと、これまでパチンコに触れてこなかった方々に対して、高い発信力と影響力を持っているのもスカッシュさんの強みですね。

    ――最初のショートドラマ『イベント来たら凄い事になった』は、かなり攻めた内容でしたね(笑)。

    1本目はとにかく注目を集めるため、スカッシュさんの過去にバズった動画をアレンジさせていただきました。

    ――そのまま攻めた路線でいくのかと思いきや、2本目の『5.9号機時代を耐え抜いた開発者に捧ぐ』は、一転して規制の核心に踏み込むような内容で驚きました。

    ショートドラマのテーマは、パチンコ未経験の方にも興味を持っていただける「誰が見ても楽しめるもの」と、「コアユーザーが見て楽しめるもの」、両方が必要だと考えています。どんなバランスや内容が良いかを探りながら作っているのですが、2本目のドラマはコアユーザー向けの内容にもかかわらず、大きな反響をいただきました。再生数だけでなくコメント数も凄くて、パチンコファンと業界関係者の議論の対象になるテーマにしたのが良かったのだと思います。実は制作段階では、スカッシュさん側から「マニアック過ぎて再生されにくいのでは?」というご意見もあり、テスト的な意味も込めての公開だったのですが、ありがたいことに大成功となりました。
     


    ――広告なしで、YouTube shortsだけでも100万再生オーバーは本当に凄いです! 脚本はAVALINKで用意されているんですか?

    脚本は劇団スカッシュさんと打ち合わせを重ねながら共同で制作しています。長年パチンコ・パチスロに携わってきた私たちがテーマや方向性などを提供し、ショートドラマ制作の知見があるスカッシュさんに展開やディテールを詰めていただく、といったイメージです。動画を見た人が何か一言コメントしたくなるように……ということも意識していますね。

    ――撮影現場で、演技指導はされているんですか?

    いえ、多少補足することならありますが、演技に関して私たちは素人ですから、基本的にスカッシュさんにお任せしています。彼らは自分たちのチャンネルで出さない作品でも、「出演している動画はすべてスカッシュの動画」と、ブランドを壊さないよう真剣に取り組まれているんですよね。本当にプロ意識が高いなと思います。

    ――では、他に撮影でこだわったことはありますか?

    ホール内で撮影する場合、「このテーマならこの機種だよね」とか「今のメイン機種はこれだよね」といったように、背景の機種は脚本の内容に合うものを選んでいます。

    今後はライターや演者も出演!? ドラマティックパチンコの展望を聞いてみた


    ――ドラマティックパチンコの反響をお聞かせください。

    業界の内外で、広く楽しんでいただけているようです。視聴者の方々からは「ホールに行くきっかけになった」のようなコメントをいただけて、早速効果が出ているのかなと感じています。近頃は全国各地のホールやメーカーから「見ました」とご連絡をいただくことも増えました。「立ち上げから間もないのにこの再生数は凄い」や「広告ではなくコンテンツとして成立しているので楽しめる」などの評価もいただいています。

    ――ホールやメーカーからの連絡というと、ご用件は……?

    「自社でも作ってみたい」や「うちのホールで撮影してほしい」などですね。

    ――これは、新展開の兆しでしょうか! そういえば、3月7日のXポストで「出演者が別の人でもドラマティックパチンコ観たいですか?」というアンケートを実施されていましたね。
     


    3月下旬の段階で、すでに18本のショートドラマが撮影完了しています。私たちは今後もスカッシュさんとの制作を続けたいのですが、ご多忙のため少し難しいかもしれません。なので、パチンコ・パチスロライターの方々や演者さんを起用することも検討しています。
     


    ――今後の出演者は決まっているんですか?

    これから声かけや募集をしていこうという段階です。コアユーザーの方々に深く刺さるのは、やはり有名なライターさんでしょうか。

    ――現在はショート動画だけですが、今後、ロング動画を制作される予定はありますか?

    ショート動画にこだわったのは、拡散力が圧倒的にあるからです。企画をゼロから立ち上げるという点でもショートがベストでした。ロングは今のところ計画していませんが、可能性としてはもちろんあります。それに、実写動画以外にも、ラジオみたいなコンテンツとか、漫画・アニメなどを出していくのもアリだなと思うんですよね。

    ――もし実現したら、より幅広い層に届けられるでしょうね!

    今後、メーカーやホールとコラボすることがあるかもしれませんが、評価していただいているように「広告ではなくコンテンツとして成立していること」が大事なので、その根っこの部分はブレないようにやっていきたいです。より方向性を明確にしながら、コアユーザーの方々が思わず笑ったり、感動したり、ときには怒りすら感じるような、感情を揺さぶるコンテンツを目指していきたいと考えています。

    ――最後に、パチンコファンの方々に向けてのメッセージをお聞かせください。

    私たちはパチンコ業界に育ててもらい、恩返しをしたいという想いから「ドラマティックパチンコ」を立ち上げました。パチンコ・パチスロを打ち続けている方もいれば、すでに離れてしまった方もいると思いますが、一度立ち止まって思い返してみてください。きっと、「楽しい」と感じた瞬間や、「あのときあの人と打っていたな」「あの機種が好きだったな」という記憶があるはずなので、この動画を通して当時の楽しかった思い出を振り返っていただきたいです。その懐かしさと共に今の機種に触れることで、また新しいドラマが生まれる……そんなきっかけになれたら嬉しいなと思っています。

    ――熱のこもった動画ばかりなので、今後も楽しみにしています。本日はありがとうございました!

     

    彗星の如く現れ、話題沸騰のドラマティックパチンコには、AVALINKのパチンコに対する愛が込められていました。今後はあなたの推しの演者さんが出演する作品も見られるかもしれません。ぜひAVALINKのSNSをフォローして、これからの展開をチェックしてみてください!

    P-Summa編集部

| TOP | 次の記事へ