【どゆこと?】ホルコンのデータ開示が義務化されるらしい

2016/05/16

トレンド

  • P-1
    日本遊技機工業組合(日工組)がホールに対してホルコンのデータ開示を求めているらしい。ホルコンと聞くと一部のユーザーはすぐ「遠隔操作」を思い浮かべるようだが……

    ホルコンとは

    「ホールコンピュータ」の略。ホールに設置されている全ての台に接続され、数値を収集している。「ホールコントロール」ではなく、出玉の操作をするものではない。

    開示義務化

    日工組が4月7日、ホール関係の業界団体に対し、「通常時の出玉率(ベース)」と「確変もしくは時短時の出玉率」という2項目のデータを開示するよう求めた。対象となるのは4月1日以降の新台である。

    誰に開示?

    「遊技機取扱主任者証」を持つ点検確認者がチェックするらしい。ユーザーに対して広く開示されるものではないようだ。

    その目的は?

    一般入賞口(ヘソ以外の入賞口)を塞ぐ調整が問題視されている。ホルコンでベースを見れば、不正な調整が行われていないか確認することができる。

    こないだ、他入賞の釘を曲げて潰してる店が多いって問題になったじゃん 新台はその対策でベースを明記するようになったんだよね で、正しいベースで運用してるかチェックしたいんだろう

    出典:スロパチランド 

    ■□関連記事□■
    【ヤフトピ】釘問題が解決してないようです

    ベースの監視

    パチンコでいうベースとは、打った玉の数に対して、台が戻す玉数(返し玉)の割合の事を言います。返し玉は、スタートチャッカーなどの賞球口に玉が入ると少数持ち玉として返ってくるあの玉の事です。

    これは遊技台の回転率の基本性能を数値化して表したもので、例えば1分間100発の球を打った時に20玉返し玉があったとき、ベース20と表現します。このベースの高低が、持ち玉や消費時間などに影響し、パチンコの打ち手の有利不利にも大きくかかわってきます。つまり、勝ち負けの差がつくポイントと言えます。

    出典:元パチンコ店員が教える!業界の裏話
    今までは事実上ほとんどヘソからの返しだけだったが、不正な調整がなければ一般入賞口からの返しもあるはずである。

     

    ホルコンのデータ開示の目的はベースの監視。ホールは取扱説明書に書かれている以上の搾取ができなくなるわけで、ユーザーにとっては一応、朗報と言えるだろう。

| TOP |