規制ラッシュの影響もあって超冷え込んでいるといわれているパチンコ業界。あろうことかその負の遺産を負担させられるのはユーザーだけらしいという噂が流れている。
すっかり元気をなくしたパチンコ業界だが、悲劇的な現状を生み出したのが三大制度改悪だといわれている。
瀕死のパチンコ業界、トドメの三大制度改悪が波紋「業界利益優先でユーザー犠牲に」⇒https://t.co/KTycEp25ib #パチンコ #パチスロ pic.twitter.com/UnSTMhaOhf
— パチンコ攻略 (@patipati46497) 2016年10月17日
まずはこの三大制度改悪とよばれている規制のなにが悪いのか見ていこう。
等価交換禁止の施策の目的は、ギャンブル性を低くし、ユーザーが長く遊戯を楽しめることにあるといわれているのだが――。
「換金して差玉分をホールに取られるぐらいなら、大当たりしてもそのまま打ち続けるか、貯玉して再プレイするほうがいい。つまり、等価交換を禁止したことにより、ダラダラと1日中パチンコを打ち続けている人間を大量に生み出すことになってしまったわけです」(同)
出典:ビジネスジャーナル
等価を禁止したことで、差玉を惜しむプレイヤーが勝ち負けを気にすることなくパチンコを打ち続け、結果ホールの養分となってしまうようだ。
次は、MAX機の撤廃だが、こちらも射幸性を抑えるために行われた。
パチンコ業界は今後、「当たりは出やすいが、出玉は少ない」というギャンブル性の低い機種をどんどん売り込んでいきたいらしく、さらにマイルドな「ちょいパチ」というカテゴリまでつくり出した。
「『ちょいパチ』は、大当たり確率が29~40分の1ぐらい。確かに当たりやすいのですが、出玉が200個程度なので、一箱分出すまでに何時間もかかってしまう。機種も旧作のリメイクばかりで、こんなものにお金と時間をかけて打つのは、よほどのヒマ人ぐらいしかいませんよ」
出典:ビジネスジャーナル
出玉が少ないのだから大勝ちするには非常に時間がかかってしまううえに、万が一ドハマリでもくらおうものなら回収不能となる恐れがある現行のパチンコ機をメーカーは今後もドンドン売りたいのだという。
3つめが「違法釘問題」に端を発した違法台の回収だ。
「釘を触ってはいけないとされていますが、現実に釘調整は行われているし、それを基に大当たり確率が計算され、ファンもその事実を承知している。ホールも釘調整によって『出す』『出さない』を調整しているんです。それを、警察が今さら取り締まるのは、ナンセンスとしかいいようがありません」(同)
実は、この違法釘問題はパチンコ雑誌の誌面づくりにまで影響を及ぼしている。
「攻略記事をつくる際、これまでは盤面に打ちこまれた釘の拡大写真を載せていたのですが、今後は禁止になりました。付録のDVDのパチンコを打っている動画でも、盤面や釘をズームアップすることはNGになりました」(パチンコ雑誌の編集者)
出典:ビジネスジャーナル
釘調整をしたパチンコ台が違法で撤去・回収する必要がでてくると、当たり前だがホールは別の台を購入しなければならず、結局その費用をユーザーから搾り取らなければならないという悪循環に陥るらしい。こうしてここに挙げた三大制度改悪によって、パチンコ離れが顕著になっているのだという。
三大制度改悪によってユーザーが苦痛を強いられているというのに、あろうことか今年の10月以降もメーカーはここぞとばかりに出玉の少ない台を量産してくるという。
海物語IN沖縄4 80000台
戦国恋姫 10000台
闇を照らす者 30000台
ルパン三世 Lupin The End 60000台
わんわんパライダイス 10000台
花の慶次X 雲のかなたに 60000台
モンスターハンター4 30000台
火曜サスペンス劇場 7000台
テラフォーマーズ 20000台
北斗無双 219ver 30000台
エヴァンゲリオン11 60000台
アナザー牙狼 炎の刻印 45000台
牙狼 魔戒ノ花 ミドルver 60000台全部お前らが負ける金で払うんやで
さらに問題はパチンコ業界だけにとどまらず、パチスロ業界にまで及んでいるようだ。
北斗修羅の国 80,000台
貞子3D 3000台
ロードオブヴァーミリオン 10000台
メタルギアソリッド 15,000台
プリシラと魔法の本 6,000台
クランキーセレブレーション 15,000台
ウィッチマスター 6,000台
凪のあすから 6,000台
ウィッチクラフトワークス 5,000台
バジリスク3 45,000台
麻雀格闘倶楽部2 10,000台
涼宮ハルヒの憂鬱 10,000台
SHAKEⅢ 20000台
犬夜叉 15000台
ロリポップチェーンソー 5000台ちなみにこれがスロの新台や!お前らいっぱいお布施するんやで
出典:スロ板-RUSH
最近では試打会ですら糞台とよばれる台が多数みうけられるのに、あろうことかこんなに大量に販売してくるとは――業界の衰退が懸念されているなかで、こうもメーカーやホールが企業努力をおこたるのであれば遅かれ早かれ後戻りできない状況になってしまうのかもしれない。