生活保護を受けながらパチンコ三昧……真面目に働いて税金を納めている側からしたら我慢ならないこと。今まで生活保護費の使い道を制限する法律はなかったが、ついに検討が始まったらしい。
【競馬板】日本維新の会、生活保護受給者のパチンコ・競馬・競輪・toto禁止法案提出について https://t.co/qrAmZfcFkd #競馬 pic.twitter.com/4pP17CBlXQ
— 競馬びっくりニュース! (@keiba_pkpk) 2016年12月15日
生活保護費は「健康で文化的な最低限度の生活」を送るためのものとされながらも、その使い道について具体的な制約はない。今のところパチンコに使うのも「アリ」なのである。
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【なまぽ】厚生労働省が心配になってきた
パチンコや競馬とかにも導入しなよ。そして生活保護者を出禁にしてよ!
カジノに入場規制、与党検討 マイナンバー使う:日本経済新聞 https://t.co/V7QYBqHVVp
— aihi (@iko_fly_junkie) 2016年12月18日
「受給者が昼間からパチンコをしている」。昨年末の市議会で市民の苦情が取り上げられた。市当局が支給停止措置を公表したことで、その是非をめぐる論争がわき起こった。
同市内で商店を営む男性(65)は憤る。「自分の納めた税金が、他人の遊ぶ金に消えている。こんな不当な話があるか。誰も止められないなんて、ばかにしている!」
これまでに200件超の意見が市に寄せられた。「国と県に屈せず、市独自のやり方を貫くべきだ」。その8割以上が停止措置を支持する内容だった。
出典:iRONNA
大分県別府市は市内のパチンコ店を巡回し、生活保護受給者に立ち入らないよう指導、従わない場合は支給をストップするという措置を取っていた。これを厚生労働省が「不適切」としたため、日々まじめにコツコツ働く市民たちは怒りを露わにした。
私は、生活保護費をギャンブルに使うことを抑止しようとする大分県別府市や兵庫県小野市の取り組みを、断固支持する。「遊びたければ自分で稼げ」が基本的な考えであるべきだと、私は考える。
— KintokiYama (@henoKappa) 2016年12月13日
「条例が話題になったことから意識として受給者の足が遊技場施設から遠のいたのかもしれません」
出典:THE PAGE
兵庫県小野市では2013年に「小野市福祉給付制度適正化条例」をスタート。生活保護受給者に対し条文で「パチンコや飲酒での浪費」を禁じたうえ、パチンコ店に通う受給者の情報提供を市民に呼びかけている。
日本維新の会の議員立法目標100本は、パフォーマンス的でナンセンスだと思うけど、生活保護受給者にパチンコ・競馬・競輪・競艇などを禁じる法案には賛成だわ。https://t.co/tEvL9SJ8Sy#正常
— 如月翔 @日本橋小伝馬町 (@kisaragishow) 2016年12月18日
これまでは別府市や小野市のように自治体が個別の対応を取ってきたが、このたび、日本維新の会が「生活保護受給者がパチンコ店の客になることを禁止する」独自法案を提出。同党は競輪・競艇・サッカーくじに関しても同様の法案を提出している。
これってさ、パチンコをギャンブルとしないと難しくない?
日本維新の会、生活保護受給者のギャンブルを禁止する法案を提出 https://t.co/t4fsIFvXT3
— タカスマ (@taka_suma) 2016年12月17日
具体的にどうやって禁止するのか、という点は日本維新の会も「検討中」。受給者の行動を四六時中監視するのは、人道上の問題もあるし、コストもかかる。
「生活保護費をパチンコに使わせたくない」という声は非常に多い。もし禁止法案が成立したら、具体的な方法としては別府市や小野市の例がモデルケースとなるかもしれない。