【闇】ビッグアップル、ダイナム、ニラクが香港で上場しているわけだが…

2017/06/11

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  • zyouzyou2906
    ビッグアップル・ケイズプラザ・モナコを展開する「王蔵グループ」の持ち株会社が香港で上場した。どうして日本で上場しないのだろうか?

    上場達成!

     《ビッグアップル》《ケイズプラザ》《モナコ》の屋号で九州や関東などに18店舗を展開する王蔵グループの持ち株会社、Okura Holdings Limited(長崎県、山本勝也代表取締役)が5月15日、香港証券取引所に上場した。

    出典:WEB Greenbelt グリーンべるとWeb版
    5月15日、Okura Holdings Limitedが香港証券取引所に上場。グループ店舗は長崎県に最多で、関東にも展開。中でも「ビッグアップル秋葉原店」は何かと有名な店である。

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    なぜ香港で?

    「本当は国内で上場するのが一番いいに決まっているが、今は3店方式よりも釘調整の方が問題になって来た。警察庁が釘調整を違法、と言明した以上利益コントロールをどうやって行うか。メンテナンスのために釘調整をやっている、というのは日本では通用しない。設定付きパチンコで釘調整が一切できないようになれば、上場も可能にはなってくる」

    出典:パチンコ日報
    日本の企業なのに、なぜ国内で上場しないのだろうか? どうやら3店方式や釘調整について「合法性があいまい」だと問題視されているらしい。2012年にはピーアークがジャスダックへ上場を申請したが却下された。

    大仕事

    パチンコホール・オペレーターの上場というのは、日本(の証券市場)じゃなくて、香港で「世界初」となるから、なおさら慎重に納得するまでやる。その文書のやりとりは全部残っているんですよ。

    出典:日経ビジネスオンライン
    ピーアークはジャスダックで却下されたが、2012年にダイナム、2015年にニラクが香港で上場にこぎつけている。上場の申請には大変な労力がかかるようだ。

    上場するメリット

     資金調達よりも更に大きなメリットと言われるのは、社会的な地位の確立である。
     パチンコホールには常にグレーなイメージが付きまとう。しかし「上場」という二文字が、それを払拭する。上場という企業価値の向上は、金融機関に対する大きなインパクトにもなれば、人手不足の業界で人材確保の有力な手段にもなる。

    出典:ハーバービジネスオンライン
    わざわざ海外へ飛んでまで上場するのは、資金調達のため、そしてイメージアップのためと言われている。上場することで箔がつく。いかがわしいパチ屋から一流企業へ、イメージが変貌する。

    生き残りをかけて

    一旦、パチンコホール業界の上場が許可されると多くの会社がそれを追随することとなるでしょう。
    言い換えれば、上場できなければ生き残れない状況が生まれてきます。
    歴史的に見ても流通業、飲食業等の店舗ビジネスはこのことを証明しています。

    出典:あすか総研
    ホールの数は年々減っており、2016年末に全日遊連の組合ホールが1万店舗を割った。厳しい状況を生き残るために、「上場」は一つの有効な手段なのかもしれない。

     

    富と名声を求めて、はるばる海を渡るホール企業。今後、国内で上場する企業が現れたら快挙だが、パチンコ営業の怪しげな部分がクリアにならない限りは難しいだろう。

    TOP:YouTube

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