ノーベル賞のパロディ「イグノーベル賞」を受賞したり、都知事選に繰り返し出馬したりと、話題に事欠かない発明家・ドクター中松氏。彼はなんとパチンコに関する特許も取っていたらしい。
【発明家】ドクター・中松氏が告白、「パチンコの自動化」が最大の収入源https://t.co/te20IkkSmP
「トヨタの売上よりも大きい」と発言。過去の販売台数から特許料の5%を計算すると年間約552億円にも上るという。 pic.twitter.com/rUUBj4wILv
— ライブドアニュース (@livedoornews) 2017年7月27日
深夜番組を久々に観ましたです。
パチンコの自動の電動ハンドルを発明したのは、ドクター中松だそうな。
三井物産に勤めていた昭和31年に発明したんだってさ!麻布ー東大ー商社のエリートだったんだな。— 鰹好き (@kouchikatuo) 2012年5月1日
「昔のパチンコは1つ1つ球を入れて、パチンと打っていた。それを自動にした。今はすべて自動パチンコ」と中松氏。フライングシューズや灯油ポンプなど数々の発明による収入がある中、現在の最大の収入源は発明した「自動パチンコ」だといい、その額については「トヨタの売り上げより大きい」と、日本の大企業の名前を出して説明した。
出典:スポニチ Sponichi Annex 芸能
7月26日放送の「良かれと思って! 」(フジテレビ)で、中松氏は「自動パチンコ」が最大の収入源だと語った。その額は「トヨタの売り上げより大きい」のだとか。
ドクター中松ライブラリー pic.twitter.com/2kh2fzTWm8
— Dr. NakaMats ドクター・中松 (@Dr_NakaMats) 2017年6月28日
11:::2017/07/27(木) 10:18:32.15 ID:rz5cSd4/0.net
地味にすごい発明だな21:::2017/07/27(木) 10:21:30.68 ID:wKvhTf4k0.net
>>11
何処までホントかわからないけど、人力車にエンジン積ませたみたいな話だしね
出典:パチンコ・パチスロ.com
中松氏の発表に対し、ネットでは素直に驚く声がある一方で、疑問視する声も上がった。中松氏の発明に関しては、フロッピーディスクを巡って氏とIBMとの間で主張が食い違うなど、クリアでない部分も多い。
検索してるとパチンコの電動ハンドルもドクター中松の特許だとか(ビックリ)。特許公開番号を知りたいな。
— 上海II (@shanghai_ii) 2014年9月2日
98.「電動式」パチンコのもとである「自動パチンコ」を発明した人は?
①平賀源内 ②松下幸之助 ③ドクター中松 ④トーマス・エジソン
答え③
正答率:85.4%
解説:かつてのパチンコ機は、毎回指で弾く「手動式」でしたが、1973年に「電動式」が許認可されたことにより安定して狙えるようになりました。その「電動式」のもとである「自動パチンコ」は、ドクター中松さんの発明です。平賀源内はエレキテルで有名な江戸時代の学者。松下幸之助は松下電器産業(現:パナソニック)の創設者。トーマス・エジソンはいわずとしれた世界の発明王。これが事実ならばソースは一体どこなのでしょうか?又、メーカーはこれに対しちゃんと使用料を支払っているのでしょうか?
ドクター中松氏の発明はあくまでも自称であり、特許として認められていないものも多数あります。
今回有料の検定で公式に出題されたのであれば、これを事実として認めても良いのですよね?
出典:懐かしのぱちんこ名機列伝
中松氏は「自動パチンコ」特許の取得年月日や番号を明かしていない。有料の検定「パチ検」でも「自動パチンコを発明したのはドクター中松」とされており、「電動式」の登場は1973年となっているが、そのもととなった「自動パチンコ」がいつ作られたは書かれていない。
ホールガーメントの発表が1995年。特許の有効期限は20年なのですでに特許権は切れているはずなのにここまで強いってことは単に技術だけじゃないってことか。 / 島精機の株価が年初来の最高値を更新 欧州投資…https://t.co/urZVsGEAvT #NewsPicks
— Toshihiko Kobayashi (@OrvModeStudio) 2017年6月28日
原則としては20年が存続期間ですが、1995年6月30日までに出願公告が決定されたものならば、出願公告から15年間が存続期間、出願からは20年が存続期間ということになります。
出典:特許ナビ
「自動パチンコ」の正体はともかくとして、その特許が「現在の」収入源ということはあり得ない。1973年以前の発明のはずだから、20世紀のうちに特許の存続期間は切れている。無論、当時は莫大な収入になったのだろう。
スパも報道してくれてました。https://t.co/Rif9GRCa7h
— ドクター・中松Bot (@DrNakaMatsBot) 2017年8月4日
私ドクター・中松は、専門医から悪性がんで余命2年と宣告されたことを告知します。余命2年とは、来年(平成27年)年末迄です。
出典:ドクター・中松の発明BLOG
中松氏は2014年7月、自身が悪性がんで「余命2年」と宣告されたことを公表していた。テレビに出演するなど、まだまだご壮健のようだが、お体のほうはちょっと心配である。
なお、一部で誤解されているようだが、「パチンコ台」を発明したのがドクター中松氏というわけではない。パチンコ台は俗に「特許のかたまり」と呼ばれるほど、数多の技術が詰め込まれているのである。