あなたはパチンコ派? それともパチスロ派? 現在、ホールでの遊びはほぼこの2択だが、近い将来、新しい選択肢が加わるかもしれない。遊技機の区分として認められているにも関わらず、ホールから姿を消した「雀球」が復活しようとしている。
大手サミーが「遊技機革命」宣言!? パチンコ・パチスロに次ぐ「第三の矢」誕生へ【メーカー最新情報】【BJ】 https://t.co/RdB8LicMg1
— 【公式】サイゾーまとめ (@cyzomatome) 2018年11月20日
「古くは”雀球”と呼ばれており、麻雀とパチンコを融合させたマシンとして知られています。ゲーム性は至ってシンプル。打ち出したパチンコ玉で筐体下部にある牌をツモり、手牌を作っていく遊びとなっています。
ただ、『JanQ』はもっとシンプルに作られており、下部にある図柄を狙って玉を発射し、入った場所の図柄をゲット。その獲得した図柄を揃える(7・7・7など)ことができればアガる(大当り)ことができる仕様となっています。パチンコ、パチスロに次ぐ『第三の遊技機』として精力的に開発しているようですよ」
出典:GJ
「雀球」は昭和40年代後半に全盛期を迎えたとされる、パチンコと麻雀の混合ゲーム。パチンコ玉を打って牌をツモり、できた役に応じて払い出しが受けられる。
雀球の設置は2013年になくなってしまったと言われているが、サミーはパチンコ・パチスロに次ぐ「第3の遊技機」として、雀球を進化させた「JanQ」を開発しているらしい。
昨日のユニバカサミフェスは楽しんでいただけたかしら?
JanQブースで用意してた私たちの特製トートバッグもお昼過ぎには終わってしまうくらい…激しい盛り上がりを見せてもらったわ!
あら…まだ遊び足りないですって?フフッ…続きはJanQアプリでお相手してあげるわね。https://t.co/cHeUvNTrgW pic.twitter.com/IhkNFCxCFE— JanQ公式 (@JanQ_official) 2018年11月26日
サミーでは、実機導入に先駆けて
シミュレータアプリ及び、コンセプト機の開発を進めております。
パチンコ、パチスロに次ぐ第三の遊技機・JanQにご期待ください!
出典:サミー パチンコ・パチスロメーカー
11月25日に東京ビッグサイトにて開催されたパチンコ・パチスロ界最大級のイベント「ユニバーサルカーニバル×サミーフェスティバル2018」に、サミーのJanQブースが登場。かつてホールに設置されていた雀球の筐体や、今後ホールへの設置を目指しているというJanQのコンセプト機が展示されていた。
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【レポート】6号機の新台発表も!!ユニバカ×サミフェス2018に行ってみた
雀球をご存知ない方が多そうなので、少しだけ。メダル1枚で14球打ち、牌に対応したポケットに入れます。何か役が出来たら相応のメダルが払い出され、ダメなら10回まで打ち直しが可能。役が出来た時点で払い出しができます。写真は牌をめくれるようにアナログ表示する、藤商事の「マジコン」シリーズ。 pic.twitter.com/SARxfV6mcf
— 神保 美佳 (@Mika_Jinbo) 2018年1月12日
昭和30年代に発明され、昭和40年代後半に全盛期を迎えるも、1980年代以降にぱったりと姿を消してしまったパチンコ台「雀球」。ギャンブル性よりもパチンコと麻雀の娯楽性を堪能でき、麻雀牌のもつオリエンタリズムを1つのパチンコ台に結実させた素晴らしい遊技機器でした。
出典:パブー
パチンコ・パチスロの機種として「麻雀物語」や「麻雀格闘倶楽部」が稼働しているように、麻雀とパチンコ・パチスロは親和性の高いコンテンツと言える。雀球はパチンコの魅力と麻雀の面白さがうまく噛み合っていて、麻雀ファンを中心に大人気だったという。設置がなくなってしまったのが惜しまれる。
都内で雀球が打ちたい時は、御茶ノ水か北千住、中野、錦糸町辺りが定番でした。この店は写真の日付が2001年だから、けっこう最近まであったイメージ。楽しかったなぁ。 #懐パチ探訪 pic.twitter.com/RBBschNrcz
— 神保 美佳 (@Mika_Jinbo) 2018年1月12日
あ~思い出すな!楽しかった雀球を打ってた日々!
演出なんて無いが無いからこそ演出球の動きそのものが演出!
ゲージ構成上、最近の機種と比べると圧倒的に釘が少なく発射から入賞まで1秒もかからない
その球の軌道!これが最高に熱い!ダイレクトで狙い所にインする喜び
狙い所に入りそうなのに1つ横にニアでインする絶望と悲観!一発の重みが凄い大きい
近所のパチ屋に8台導入~
ぎゅわんぶらぁ自己中心派1000円でかなり遊べました。
ただ難しい(笑)狙ったところ入らない(笑)まぁ勝ち負けは気にしないで、のんびり遊ぶ感じで~
出典:どぶろ!
雀球は狙ったところに玉を飛ばせるかが勝負。役を作るのはかなり難しかったとも言われているが、低投資で長く遊べて、玉の動きそのものを演出として堪能できたらしい。「惜しさ」が目に見えるからこそ感じられる熱さなのだろう。
Android版「モバ7」サミーのJANQアプリ第二弾「BINGO CROSS」が配信開始 https://t.co/FWN7jMwDKd pic.twitter.com/UJ9t08ymHj
— Gamer (@GamerNeJp) 2016年6月16日
サミーは2月3日、バタフライ社が運営するパチンコ・パチスロ総合ポータルサービス「モバ7」で新サービス「JANQアプリ」の配信を開始することを発表した。雀球の認知拡大が目的。配信は2月10日から。
「JANQアプリ」は、考えて、狙って、打つという雀球の基本的な要素をコンセプトにし、球の打ち出しと共に、駆け引きや技量が問われるシンプルで誰もが楽しめる遊技性だ。
出典:遊技通信web
サミーが2016年に配信を開始した「JANQアプリ」は、麻雀ではなく、トランプのブラックジャックのようなゲームやビンゴをモチーフとしたゲームをパチンコ玉の打ち出しによってプレイするという仕様になっている。これなら麻雀のルールを知らなくても遊べる。雀球はJanQに進化して、間口が大きく広がったようだ。
ぱちんこドキュメント!! : 【噂】新規則機の”雀球”が適合!?サミー『J手打ち雀球鬼赤スペシャルA』 https://t.co/no20c0f4Lr pic.twitter.com/pPE5VPcxDM
— ぱちんこドキュメント!! (@pachiniko) 2018年6月12日
2012年に麻雀牌ではなく、「カ」「イ」「ジ」の図柄を狙う『手打ち雀球伝道録カイジ』がリリースされた後、鳴りを潜めていた雀球だが、今年(2018年)6月に新規則機の雀球『J手打ち雀球鬼赤スペシャルA』が適合したとの噂が流れた。この機種の詳細は不明だが、サミーがJanQの開発を進めていると明言している以上、「第3の遊技機」として遊べる日も近いのかもしれない。
往年のファンにとっては懐かしく、新規ユーザーにとっては新しい「JanQ」。新規則機で「P」・「S」だけでなく、「J」も登場するようになれば、ホールでの遊びの幅も広がる。今のうちにアプリなどで予習しておくのもいいだろう。