ホールでたまに(しょっちゅう?)見かける、明らかに人為的に曲げられた釘。パチンコ台の性能をホールが勝手に改変することは違法とされているのだから、曲がった釘を発見したら通報してもいいはずだ。
釘調整は違法であるが、代の移動や清掃の段階で曲がった釘を元に戻すことは許されている。つまり、釘を叩く行為自体は認めらている。叩くことによってどの程度の角度や幅が許容されるかがあいまいなのである。「続・パチンコの経済学」https://t.co/hqBraq4Nwu
— bushi (@maketemokati) 2017年2月9日
認められているのは「メンテナンス」、つまり釘の「修正」のみ。ヘソを締めたりアタッカーを削ったりという、どこのホールでも常識となっている「調整」は本来、違法である。
【記事更新】 : おい!警察はなんで年末年始の違法釘調整を取締りしないんだよ!?明らかにおかしいだろ! https://t.co/tEBFBNjOdp pic.twitter.com/W8NGFARr19
— スロライ@スロパチ乱舞 (@slotmania115) 2017年1月5日
実際に、その後警察(各都道府県の所轄)が主体となって、例えば開店前/営業中/閉店後に抜き打ち的にホールに赴き、釘を曲げているか否かのチェックを行うといったことは無く、今後もそういった可能性は無いように思います。
その理由としては、
①警察は具体的なチェック項目が無いものに関しては取り締まらない
②警察は”通報ありき”で動くため、自ら進んで立ち入ったりはしない
③警察のマンパワー不足
④警察はすでに、本件の現場チェックを遊技産業健全化推進機構に一任している
この4つが挙げられます。
出典:パチンコ屋の裏話 現役店長がこっそり更新
釘調整は違法なのだが、警察は他の仕事で忙しく、基本的には関わり合いになりたくないらしい。ホールのチェックは「遊技産業健全化推進機構」に一任しているという。
【記事更新】 : 【画像あり】ダンバインで酷すぎる釘調整してる店発見したんだが通報すれば営業停止にできるの? https://t.co/uxA7vS26Fa pic.twitter.com/rUaH5HBqtn
— パチンコ・パチスロ.com (@pachicom777) 2016年5月20日
「よくね、店同士で通報しあったりするんだよ。匿名でね。はがきとかあるんですよ」※事実である
「それが?」
「そういうのは困るんです」
「警察官が困る、困らないは関係なくないですか?」
「どういう事?」
「だから、それが違法かどうかを確認するだけでしょ?」
「…」
出典:スロ部!-俺らの財布が大ピンチ-
ホール同士の足の引っ張り合いということもしばしばあるため、いちユーザーだと主張しても警察はなかなか信用してくれないらしい。警察の重い腰を上げさせるには理論武装が必要となるようだ。
【重要】遊技機性能調査、異常発見時の行政通報が開始へ https://t.co/A3q52hVP51 pic.twitter.com/oMD0wKfHmK
— ten (@genki100kai) 2017年2月2日
東京都4パチの非等価移行が決められて、それで「遊技機性能調査」の告示が始まって1週間くらいはガバ釘だったのに、結局脅しかーいwってなった後ホールまた締めやがったよね
— ひろてる@24/135 (@kusotery) 2017年2月3日
遊技機性能調査は、2015年6月より機構が一般客に混ざり、パチンコ遊技くぎの状態を調査する目的に行なわれている。調査内容は1台あたり2000個以上を打ち出し、一般入賞口へ入った入賞個数をカウントする。当初は半年間を経過措置とし、行政への通報を留保する予定としていたが、その後に遊技機の撤去回収問題への取り組みを実施していたこともあり、検査結果の留保を継続する状態が続いていた。
出典:e-じゃん
今まで留保となっていた「遊技機性能調査」における行政通報が開始。これはあくまでも「一般入賞口」への入賞率をチェックするもので、ヘソやアタッカーは見てくれないようだが、遊技産業健全化推進機構が従来よりも一段階厳しい姿勢を取り始めたとは言えるだろう。
■お客様からの通報: スタッフHです。先日寄せられた情報です。ある店舗様で、ぱちんこ遊技機の釘調整中を撮影され所轄に通報された。と言う事です。撮影では、命釘と入賞… https://t.co/gackWwcZ2y |毎日セキュリティ
— 業界ニュース&ブログのまとめ (@Gyoukaimatome) 2016年7月20日
この社員はすでにホールを辞めるつもりのようだ。
最後の爆弾は店長が釘調整を行っている現場を写真に収めていることだ。
円満に辞められなかった場合は、いつでも警察へ送る準備だけはしている。
出典:パチンコ日報
「釘調整をしている現場の写真」は当然「調整された釘の写真」より強力。自店にうんざりしている社員はこっそり内部告発の準備を進めているのかもしれない。
ボッタ釘には腹が立つもの。ただ、不用意に警察に駆け込んでも、かえってこちらが嫌な思いをする場合があるようなので、慎重に行動したほうがよさそうだ。