【取材】人気ライター集結! 最大規模のパチンコ・パチスロ動画企画「777リーグ」

2023/10/13

特集

  • 777rtop
    この夏、777パチガブチャンネルで始まったパチンコ・パチスロ業界最高峰のリーグバトル「777リーグ」をご存知でしょうか? パチンコファンならきっと誰もが知っているような有名ライターや演者がチームを組んで闘う、夢のような実戦番組です!

    チームメイトと協力しながら、ガチで立ち回って勝利を目指す姿にすっかり魅了されてしまったP-Summa編集部員。一体なぜこんな企画が実現したのかを詳しく知りたいと思い、主催のサミーネットワークスに取材を申し込んだところ、快くOKをいただきました! 777リーグ担当の秋庭さんと大石さんにお話を伺います。

    人気パチンコ・パチスロライター&演者がガチバトル! 「777リーグ」立ち上げの経緯


     
    ――本日はよろしくお願いします。早速ですが、「777リーグ」立ち上げの経緯を教えてください。

    まず、パチンコ・パチスロの実戦番組ってYouTubeにたくさんありますよね。

    ――そうですね、よく見ています。

    その中で777パチガブチャンネルは、パチンコ・パチスロの面白さや楽しさを広めて業界を盛り上げるため、“前例のない規模”の企画をつくりたいとずっと思っていたんです。YouTubeの傾向としてはバトル企画が人気ですが、個人戦や単発のチーム戦では前例のない規模とは言えません。そこで、セガサミーグループも参加する麻雀プロリーグ戦「Mリーグ」からもヒントを得て、パチンコ法人様にご協力いただく本気のチーム対抗リーグ戦を企画する運びとなりました。

    ――ホール法人がチームを結成するという形が非常に斬新ですよね。
     


    まさにそこなんです。おそらく、パチンコ・パチスロの番組企画に携わる人間なら、ホール法人様も巻き込んでチームを持たせて……という形を一度は閃くと思うんですよ。でも、競合となる法人様同士をコラボさせることは果たして可能なのか? と検討段階で挫折します。しかし我々にはすでに多くの法人様との繋がりがありました。「難しいけど不可能ではない」と信じ、本気で企画実現に向けて動き出しました。

    ――か、かっこいい……! 強者の貫録を感じます。ちなみに選手の皆さんは「有志」とのことでしたが……?

    はい。企画がある程度かたまった段階で、繋がりのある方々に幅広くお声掛けさせていただきました。その中から、スケジュール調整がなんとか可能で、この企画に賛同いただいた方々が選手として立候補されたわけです。

    ――顔の広い御社だからこそ実現できた企画だったんですね。ガチ系の人もいればエンジョイ系の人もいて、非常にバラエティー豊かな布陣だと思います。

    パチスロライターのガチ立ち回りにも注目! 大会を盛り上げる工夫と動画の見どころ


    ――賞金総額の310.8万円は、1人あたり77.7万円×4ということなんですね。

    はい。スポンサーであるサミーネットワークスから進呈します。

    ――では、大会ルールをつくるうえでこだわったことは何ですか?
     

    【大会ルール】※一部抜粋
    ・パチスロは1枚=1ポイント パチンコは5玉=1ポイントとして換算
    ・バトル収録回のホームチームはポイント1.5倍
    ・プラスでもマイナスでも1.5倍
    ・バトル収録回は順位に応じてボーナスポイントを付与
    ・1位 +1,000ポイント 2位 +500ポイント 3位/4位 ボーナスポイントなし

     
    どうすれば選手たちが本気で熱くなれるか? ということです。動き出してみないとわからない部分も多いですが、「下手したらポイントがマイナスになるよな」とか「どんなバランスにすれば手に汗握る展開になるだろう」と色々悩んで、現在の形に落ち着きました。

    ――視聴者よりまず選手が熱くなれるかどうかを考えたんですね。

    選手の熱は視聴者の方々に伝わりますからね。

    ――全28回という長期戦にしたのは何か意図があるんでしょうか?

    長期戦にしたいと考えたわけではなく、「1チーム何人にするか」という骨組みを先に考えました。3人だとチームとしての一体感が出にくい、5人以上だと選手一人ひとりにスポットを当てるのに時間がかかるということで、バランスを考慮して4人。さらに、最後まで「どのチームが勝つんだ? 」とドキドキできるように、各選手がそれぞれ7回戦うものとして、結果的に28回となりました。そして、せっかくチームを組むなら一体となって優勝を目指す回もあったほうがいいと考え、「チーム協力戦」も導入したわけです。

    ――チーム戦はまだ放送されていませんが、チームメイト同士の絡みも楽しみですね。

    配信は11月末頃を予定しています。総スコアが1.5倍になりますから、戦況が大きく変わるでしょうね。チームごとの特色も違いますし、ドラマティックな回になると思いますので、楽しみにお待ちください!

    ――ホームでのポイントはプラスでもマイナスでも1.5倍になる、というのが面白いですよね。あの選手がホームで大きなマイナスを叩いていて、かわいそうだけど視聴者としては面白い回でした。

    視聴者の方から、あの立ち回りに対して少しネガティブなコメントもありましたけど、おそらくあれはチーム内でちゃんと「答え」があっての立ち回りでした。放送された回ではまだあまり出ていませんが、各チームが裏でLINEグループをつくっていて、「何を狙いにいくか」などを本気で相談しているんです。そういうシーンは今後出てくると思いますし、見どころのひとつではないかと。

    ――梅屋シンさんがめっちゃ長いLINEを送ってましたが、ああいうのがまた見られるんですね。演者さん同士の絡みを見られるのは嬉しいです。

    おっしゃる通りで、普段共演の少ない選手同士の掛け合いも大きな見どころです。1人あたり7回以上出番があって、色々な組み合わせが見られますからね。

    ――寺井さんとペロリナさんのガチ対決とか見ものですよね。

    それと、選手の本気の喜怒哀楽も見どころです。映像にも映っていると思いますが、撮影現場でも選手たちが本当に強いプレッシャーを感じているのが肌でわかりました。リノさんが大きく凹んだ時は顔が青白くなっていたり、ジロウさんが食事もトイレも行かずにブン回していたり……。先ほど話に出たLINEグループも、我々から「グループをつくって打ち合わせしてください」とは一言も言っていないんです。

    ――自発的につくられたんですね! ここにも本気度を感じます。いち視聴者としては、稼働の良い日に初動をスカした後の立ち回りも興味深いです。

    空いているパチスロの中から勝負できそうな台を探したり、一発逆転でパチンコを打ったりと、各選手に特徴がありますし、現在のポイントやチーム順位によっても機種のチョイスが変わります。プロがガチで勝つためにする立ち回りにも是非ご注目ください。

    ――実戦動画としても見どころがありますね。嵐さんがいきなりアドラバーストに入れたり、リノさんが絶妙なタイミングで無想転生したり……毎回ドラマティックなことが起こるのは流石です。

    そのあたりは皆さん、“持ってる”ということなんでしょうね(笑)。

    パチンコ・パチスロ動画づくりのこだわりと反響


    ――動画のつくり方で、こだわっていることはありますか?

    配信ペースです。パチンコ・パチスロ実戦番組は配信間隔が少し空いてしまうことが多いのですが、そのペースは時代のトレンドじゃないと個人的には考えているんです。たとえば近年の動画配信サービスはドラマが始まる時、最初から1stシーズン全話を見られるようになってますよね。見始めたら止まらないと言いますか、とにかく視聴者の方々の熱を冷まさないことが重要だと思っているので、毎週月・水・金というハイペースで配信しています。

    ――最近は終盤の盛り上がりとエンディングの結果発表を入れ替える編集もしていましたね。

    エンディングのトークまで楽しんでいただくための工夫です。実戦結果がわかってしまったらエンディングまで視聴されないことを想定して、入れ替えました。エンディングの掛け合いや結果発表も選手が本気で喜んでいたり、悔しがっていたりするんですよね。そういったシーンからもガチっぷりを感じていただければと考えています。

    ――ガチと言えば、チームをつくるドラフトもガチですよね? その様子を配信したのは斬新でした。

    ガチです、デキレースにしたくないという思いがありました。チーム編成が決まっている状態で始まっても、私の感覚では「裏で全部決められていたんだな」と感じてしまって面白くないんです。そこで、ホール法人の代表者様とリーダーの選手に、ガチで決めていただきました。ただ、パチンコ・パチスロの番組なのに台を打つシーンがありませんから、このドラフト回を見ていただけるかは正直不安だったんです。ところがフタを開けてみたら、ドラフト回も、それに続く各チームの決起集会もしっかり視聴されていて、「受け入れてもらえた」と安堵しました。
     


    ――再生数はどの回もよく伸びていますよね。印象的なコメントはありましたか?

    配信ペースの速さに言及したコメントがあって、こちらの意図が伝わって良かったと思っています。「ペース速いのに続きが気になって待ち遠しい」なんてお声もいただきました。それから、「〇〇選手は今まで知らなかったけど、この番組で面白いと思って他番組も見た」とか、「この機種は今まで打ったことがなかったけど打ってみたいと思った」といったコメントもいただいています。業界全体の盛り上げに貢献できているという手ごたえがありますね。

    ――狙いは業界全体の盛り上げであって、サミー系以外の機種が大きく目立っても構わないんですね?

    もちろんです。実は他メーカー様からも、「自社の機種が登場しなくても、コンテンツとして面白いので見ています」というお声をいただきました。これは今までのパチガブチャンネルでは無かった反響であり、非常に嬉しく思っています。

    第2回大会はさらにグレードアップ!?今後の展望を聞いてみた


    ――動画内で選手が「第2回の開催があるかも?」的な発言をしていました、実際にその予定はありますか?

    かなり前向きに調整を進めています。

    ――おお!

    777リーグの第1回戦が配信されたのは8月25日でしたが、その1ヶ月前、1stリリースを出した時点で、いくつかの法人様から問い合わせをいただいていました。もちろん既存の法人様にも続投していただきたいですし、新規で興味を示してくださっている法人様も多いので、どういう調整をしていくかが今後の課題のひとつです。

    ――第2回があれば、今回ドラフト落ちした選手の復活もあり得るということでしょうか?

    そうですね。「〇〇さんが選ばれなくて残念」というコメントもありましたが、ファンの皆様には次のチャンスを楽しみにお待ちいただければと思います。

    ――チームも選手も新しい顔が見られるとなると、今後さらに盛り上がりそうですね。

    広がりの幅は相当ありますね。今回は業界初の試みということもあって、リリースを出してから「こうしたほうが面白い」とプラスアルファの肉付けをしている部分もありました。実行していく中で見えてきた課題に対応しながら、引き続きパチンコ・パチスロ業界を盛り上げていきたいと思っています。

    ――まだ第1回大会も先が長いですからね。勝負の行方を最後まで楽しませていただきます。本日はありがとうございました!

     

    かつてない規模のガチバトルが楽しめる「777リーグ」。その面白さの秘訣は、戦いを盛り上げるための緻密な調整と、選手たちの揺るぎない闘志にありました。未視聴の方はぜひドラフトの様子からチェックしてみてください! このあとの実戦も見たくなるはずです!!

    P-Summa編集部

     
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