最近のメーカー破産・撤退ラッシュでアニメ業界がヤバイ!

2015/05/22

トレンド

  • anime_001大手パチンコメーカーのマルホン・奥村遊戯が相次いで撤退。その衝撃はパチンコ・パチスロ業界のみならず、アニメ業界にまで波及している。

    マルホンの民事再生手続き

    3月12日に愛知のマルホンが名古屋地裁へ民事再生法の適用を申請した。一般ユーザーでなくホールを顧客としている為、「メーカーは潰れない」という神話があっただけに、この事件は業界を震撼させた。

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    奥村遊機の倒産

    4月14日には奥村遊機が自己破産を申請した。上記マルホンの民事再生手続きからわずか1ヶ月。「メーカーがバタバタと潰れている」という印象が定着してしまうのも無理からぬことと言える。

    版元がロイヤリティが受け取れない

    アニメがパチンコ化・パチスロ化される際は、開発側から権利元にロイヤリティ(著作権使用料)が支払われている。しかし、メーカーが潰れて開発が頓挫すると、ロイヤリティも立ち消えとなってしまう。

    下請けのCG・アニメ会社にも打撃

    …いやーもーマジでねー、世の中のCGプロダクションとかアニメ会社ってのは、パチンコパチスロの仕事が一つ消えたくらいでバタバタ倒れていくぐらいパチンコパチスロに依存してるんです。

    以前もパチスロに新たな規制がかかった時、いくつものCG会社がバタバタと倒産していきました。 いや「バタバタと」と言う表現は生ぬるいな、「巨神兵のレーザー的なアレで薙ぎ払われた」と言う方がぴったりだな。

    出典:パチンコ破産→アニメ業界に波及/深層昭和帯
    美麗アニメーション・CGによる液晶演出は、熟練の下請け会社によって製作されている。開発がストップすれば、いくつもの下請けが打撃をこうむることとなる。それが突然のことであれば尚更だ。

    今後の展望は?

    パチンコ・パチスロの遊戯人口は年々減っており、メーカーが苦しい戦いを強いられることは当面避けられそうにない。まずは業界全体のイメージアップが重要となるだろう。

     

    近年のパチンコ・パチスロにとって、アニメの原作やCG技術は欠かせないもの。連携が緊密であっただけに、メーカーの撤退はアニメ業界に大きなダメージとなってしまったのである。

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