【悲報?朗報?】またパチンコが規制されるらしい

2016/03/09

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  • hall00333
    大当たり確率や確変割合が規制されたばかりのパチンコ。なんと、さらなる規制の追加が検討されているらしい。

    公開経営勉強会

    2月19日、都内千代田区のアルカディア市ヶ谷でPCSA公開経営勉強会が開かれた。開会の挨拶で金本朝樹代表理事は、撤去に関する課題が残されていることを指摘した上で、撤去に際しても客離れを食い止めることが大切だと語った。

    新しい規性の可能性

    この日、日工組技術担当理事・渡辺圭市氏が「新しいぱちんこ遊技機はどのようなものか?」をテーマに講演を行った。日工組内部では、スタート賞球数を4個に増やすことが検討されているという。

    賞球とは

    特定の穴に玉が入った時に受けられる払い戻しのこと。「スタート賞球4個」なら、スタート(ヘソ)に入った時、4個の払い戻しが受けられるということになる。現在は3個の台が主流。

    何が変わる?

    千円スタートで3個賞球が16回回るとすれば、5個賞球では18.9回と約3回多く回ることになる。

    レジャー白書2015の貸し玉料金を遊技人口を算出すると1人当たりの年間消費金額が算出される。これに基づいて計算すると、3回多く回ることで年間6390回転分プラスされる。

    これを金額換算すると33万2000円分プラスになる。これを1回当たりの平均使用金額2.2万円で割ると年間15回来店回数が増える、という算段だ。

    出典:パチンコ日報
    スタート賞球が増えれば1000円あたりの回転数は当然上がる(釘調整が変わらない場合)。玉持ちが良くなって、まったり遊べるようになるかも知れない。しかし、メーカーとしては賞球を増やすならボーダーを辛くせざるを得ない。ユーザーの投資スピードはダウンするが、勝ちにくさは変わらないと思われる。

    懸念される客離れ

    これまでホールではMAXタイプが主流だったことから、ユーザーは「まったり遊べること」より「大当たりで玉が激増すること」を求めていると言える。一方、大当たり確率や確変割合、一般入賞口、そして現在検討されているスタート賞球数――それらの規制は全て、スペックをマイルドにしていく方向性のもの。ホールやメーカーは客離れを防ぐ為、新しい基準で開発された台の魅力をユーザーに伝えていく必要がある。

     

    普段、大当たりで取れる出玉にばかり目がいきがちだが、スタート賞球が1個増えただけで、100回転で400個、1000回転で4000個もの差がつくことになる。スタート賞球数はなかなか侮れないものなのだ。

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