認定機だのみなし機だの、近頃よく耳にするワードであるが、ここ数ヶ月で認定希望の台数が急増しているらしい。
思ったより相当台数が多い。
東京の認定希望台数は約15万8,000台の見込み| WEB Greenbelt グリーンべるとWeb版 https://t.co/lbN5W19EId @web_greenbeltさんから
— よくぶか (@dokusai_kenka9) 2017年10月18日
全日遊連主導で8月に実施していた調査では、認定申請希望台数は都内で約5万台だった。再調査で約3倍に増えており、都遊協では「規則改正に伴う認定申請の手引き」を作成したほか、各店舗に対し、取引のある販社と打合せを行い、早めに計画を立て、スムーズに認定手続きが完了するよう呼び掛けている。
東京の認定申請希望台数がたったの2ヶ月の間に約3倍に激増したという。突然の急増に、都遊協からも余裕を持って計画を立てるよう呼びかける事態に発展している。
旧基準機30%規制にペナルティ! 前倒し認定も殺到……変革の波が押し寄せるパチスロの未来は – Business Journal https://t.co/fVCjgwBMqO pic.twitter.com/3RRGoK4VxX
— パチンコ&パチスロ最新ニュース (@kare_rengou) 2017年10月23日
旧基準機30%規制の遵守に向け、日本遊技産業経営者同友会は1つの決断を下したようだ。条件に該当しない営業所を有する会員企業に対して、30%以下になるまで会員資格を停止する処分を決議したと「遊戯通信web」は報じている。
どうやら急増の理由は、旧基準機の設置比率が30%以下になっていないホール企業に対して、会員資格を停止するペナルティを科すと発表された事にあるようで、駆け込み申請が行われている。
スロログ : 業界人「今パチンコ業界が過去例のない転換期」「高射幸性機30%・みなし機・認定問題」 https://t.co/Z8wb7Ewv6O pic.twitter.com/f7UO11DCRW — スロログ (@slotlog) 2017年10月15日
全商協においては10月11日に開催した第7回定例理事会において「2017年1月以降に発売されたぱちんこ遊技機を認定した場合、検定機としての移動ができなくなる」ことや「膨大な認定申請依頼が予想され、全ての申請業務を行うにあたり期間内での処理が完了できるか非常に懸念される」との意見が多く挙がった。
これを踏まえ、全商協では10月17日付で「2017年1月以降に発売されたぱちんこ遊技機の認定申請依頼においては、極力控えていただきたい」と要望を提示した。
申請が急激に増加された事を受け、期限が迫っている遊技機を優先させるために、2017年1月以降に発売された遊技機は認定申請を極力控えて欲しいという要望が出る展開になっている。
認定申請、深夜作業料値上げ、日中への作業移行を後押し – https://t.co/NHekLZLCMp
— パチンコ業界誌「遊技日本」 (@yuginippon) 2017年10月13日
中古移動や認定申請に係る販社の点検確認作業は、これまで深夜作業が中心となっていたが、問題点として、深夜運転による交通事故の発生や、販社及びホール従業員の深夜帯における作業の過剰な負担が挙げられる。また販社側では、夜間労働者を確保するため、賃金増加による経営の圧迫も報告されていた。
認定申請に伴う作業料金がこの度値上げになった。また、可能な限り作業を深夜から日中へシフトしていくとも発表している。今後も認定申請は増加していくと予想されるため、しばらくの間はフル稼働になりそうだ。