前回パチンコに対するアツイ思いを語ってくれた内山信二さん。
実はスロットも大好きで、仲間たちと全国をめぐり旅打ちもするんだとか…
―旅打ちをされたことがある、と伺いましたが…
昔、仕事とか関係なく本当に爆裂する台、破天荒な台が好きな人だけを集めて『破天荒の会』を作ったんですよ、これが本当に面白かった!
―今は無いんですか?
今は昔みたいに爆裂する破天荒な台が無くなっちゃったんで…
でも、みんなで遊んで飲んで楽しかったから復活させようかな?
―復活されるんなら、P-Summa編集部も参戦します!
でも、ちょっとルールがあるんですよ。「心折れちゃいけない」っていう。
大負けするとどうしても折れちゃうんですよね(笑)
でも対策は練ってあって、打ち上げ会場だけは準備しておくんです。
早々に負けた人たちはそこに行って飲んでてくれと。(笑)
みんなで行って一人朝一から大負けしてると雰囲気悪くなるでしょ?。
終わって飲んでる時に「今日負けちゃって」、「まぁいいじゃねぇか」てなカンジでスロットについて楽しく話しながら飲むんですよ。結構おもしろかったですよ。
―それはいつ無くなったんですか?
4号機が無くなると共に。だから最後にやったのが吉宗ですね。
吉宗が回収される頃に『さよなら破天荒の会』ってのをやったんですけどね。
―4号機の吉宗!なつかしい!
「さよなら破天荒の会」の時に、みんなで並んで吉宗打ったんですよ。
お世話になったんだから勝っても負けてもいいじゃないかと。
でも、僕の後ろに『南国育ち』があって。
で気になって吉宗を捨てて僕だけ打ちはじめちゃって。そしたら一撃で9600枚(笑)
―一撃ほぼ万枚…博才ありすぎです(笑)
南国育ちは音がいい!でもその時はパトランプとか知らないんですが。
その『さよなら破天荒の会』以降、『破天荒の会』は活動してないんですけど、
ここから僕の中での沖スロブームが始まるわけですよ。
―これを機に(笑)
島唄とか色んなのやりましたね!沖スロ専門店はもちろん、
沖縄まで打ちにいきましたもん。
―沖スロを打ちにわざわざ沖縄まで(笑)
沖スロこんなにハマったんだからやっぱり沖縄に行って打たなきゃマズイだろうと(笑)
それは破天荒の会とは別で、友達3人と行ったんですよ。
沖縄ってホールの時間設定が違うんですよね。
当時朝の8時からオープンでクローズが夜の12時。
都内で沖スロったって10台20台じゃないですか。向こうは規模が違うわけですよ。沖スロが数百台!ハナハナとかが数百台並んでるんですよ(笑)
その時、最初は結果が出なかったんですけど、友達2人でノリ打ちしたら万枚(笑)
―沖縄のホールって個性的だと聞いたことがあるのですが…
沖縄のスロット屋さん、パチンコ屋さんの空気は凄いですよ。
普通におばあちゃんがスロット打ちながらゴーヤチャンプル食べてるし。
スパムおにぎりをホールの人が売りに来るし(笑)
―楽しいホールですね、行ってみたい!
こういった、ご当地のパチンコ屋さんってのも僕好きなんですよね。
地域性ってのが出てくる。
たまたまなんだろうけど海の近くのパチンコ屋さんだと、
海がしけた日は漁師さんたちのために、出すみたいなんですよ。
そういう情報を得たりして打ちに行くのが結構好きなんですよね。
―他にオススメの地域はありますか?
北海道は結構良かったすね。
景品がね、凄いんですよ。カニとか。しかも少ない玉でカニを貰えるんです。
でっかいズワイガニが500玉とか、1000玉とかで貰えたり。
僕らはこれを安いと思うけど、北海道の人からするとそんなに大したことない、
普通みたいな感じだったりもするし(笑)
こういう旅打ちって面白いからまたいつかやりたいって思ってるんですよね。
―旅打ちでは何泊されるんですか?
大体2泊3日ですね。
初日に下見して2日目勝負で3日目は観光する人もいるし、
打ちたい人はギリギリまで打っても良いみたいな。
でもみんな観光なんかしないけどなー(笑)
―旅打ちではご当地グルメを堪能される内山さん、
普段勝った時に食べるモノって何ですか?
基本勝った時は肉ですね。
焼肉行ったり、ちょっと高級な鉄板焼き行ったり。
―肉に全部…10万勝ったら10万円分使っちゃう感じですか?
10万全部肉ってことはないですけど(笑)
でも普段中々行けないようなお店は行ったりしますよね。
―お肉を食べる以外に、大勝ちした後の戦利金はどうされるのですか?
勝負ですよ。どんだけ勝っても物買ったりとかはしない。
趣味だから生活費に充てるとかはしないですね。
ただ美味しいものだけ食べられればいいかなって。
―勝った後のお酒とかお肉って美味しいですもんね。
異常に美味い!勝った時の肉はまぁ美味い!だってナムルですらすげぇ美味い(笑)
アドレナリンが出てるから、舌も興奮してるんでしょうね。
だから自分が負けて友達が勝って、焼き肉をご馳走になっても美味いと思わない。
自分が勝って奢ってる時の方が気分がいいし美味しいですね。
―ノリ打ちの時は特にそうですね(笑)
なので最近はノリ打ちばっかりやってますね。
人間って嫌な生き物で、一緒に行って出たらそれは嬉しいですよ。
でもあまりに連チャンすると「こいつ…」とか思っちゃうじゃないですか(笑)
だけどこれがノリ打ちによって、心の底から応援できるし喜べるのが楽しいじゃないですか。
友達ノリ打ちしたり、旅打ちをしたり、と充実したスロットライフをおくる内山さん。
実は内山さんがパチンコやスロットに目覚めたのにはワケがあるのだそう。
次回、その真相があきらかに!?
撮影・名鹿祥史
P-Summa編集部
今回ご協力頂いたのは、『ビッグアップル 秋葉原店』