【版権】パチンコ・パチスロ化した週刊少年ジャンプの漫画をまとめてみた

2023/10/29

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  • ※2024年8月27日 更新

    jumpps1029
    漫画原作のパチンコ・パチスロは数え切れないほど作られてきたが、少年誌の雄「週刊少年ジャンプ」の連載作品は、どれほど遊技機化しているのだろうか? 連載開始時期が古いものから順にまとめてみた。

    「ハレンチ学園」パチンコ


    1968年8月1日の『週刊少年ジャンプ』創刊号から1972年まで連載された学園ギャグ漫画。なかなかの問題作だが、実写ドラマ化・映画化もされている。2000年にサンセイR&Dが『CRハレンチ学園』をリリースした。

    「ど根性ガエル」パチンコ/パチスロ


    1970年から1976年まで連載されたギャグ漫画。コミックスは全27巻で度々アニメ化もされ、2015年には実写ドラマ化もされた。パチンコでは2000年に奥村遊機が『CRど根性ガエル』、2015年には大都技研が『CR押忍!ど根性ガエル』などをリリース。パチスロはロデオが『ど根性ガエルS』を手掛けている。

    「侍ジャイアンツ」パチンコ/パチスロ


    1971年から1974年まで連載された野球漫画。読売ジャイアンツと独占契約を結んでおり、実在の選手が多く登場した。2007年に高尾が『CR侍ジャイアンツ』、同年にニューギンがパチスロ『侍ジャイアンツ』などをリリース。

    「アストロ球団」パチスロ


    1972年から1976年まで連載されたデスマッチを繰り広げる野球漫画。美少年を出したことでジャンプの女性購読者を拡大させたとも言われている。2005年に実写ドラマ化。2007年にJPSがパチスロ『アストロ球団』をリリースした。

    「マジンガーZ」パチンコ/パチスロ


    1972年から1973年まで連載されたロボット漫画。アニメは「巨大ロボット」というジャンルを確立させた作品として知られる。2003年に奥村遊機が『CRマジンガーZ』、2017年にエキサイトが『パチスロマジンガーZ』などをリリース。

    「サーキットの狼」パチンコ


    1975年から1979年まで連載されたレース漫画。世界中の著名なスポーツカーが登場し、スーパーカーブームの火付け役になったとされている。2009年にニューギンが『CR新サーキットの狼』をリリースした。

    「ドーベルマン刑事」パチンコ


    1975年から1979年まで連載されたバイオレンスアクション漫画。「外道に人権などない」と断言し、44マグナムで事件を解決していく。2009年にオリンピアが『CRドーベルマン刑事』をリリースした。

    「リングにかけろ」パチンコ/パチスロ


    1977年から1981年まで連載。現実的なボクシングから超人的なバトルへシフトしたことで大成功を収めた。2006年にサミーが『CRリングにかけろ』、2007年には銀座がパチスロ『リングにかけろ』などをリリース。今年の12月4日にはスマスロ新台「Lリングにかけろ」も登場予定である。

    「コブラ」(COBRA THE SPACE PIRATE)パチンコ/パチスロ


    1978年から1984年まで連載されたSFアクション漫画。名台詞が豊富なため、SNSでコラ画像を見た方も多いだろう。2003年にニューギンが『CRコブラ』、2009年に藤商事が『COBRA‐THE SLOT‐』などをリリースした。

    「キン肉マン」パチンコ/パチスロ


    ジャンプでは1979年から1987年まで連載され、2011年からは「週プレNEWS」で新シリーズを連載中。途中でギャグ路線からプロレスバトル路線に変更した。2003年にマルホンが『CRキン肉マン』、20年後の2023年にはセブンリーグが『スマスロキン肉マン~7人の悪魔超人編~』などをリリースしている。

    「キャプテン翼」パチンコ


    1981年から1988年まで連載されたサッカー漫画。サッカー人口の拡大に大きく寄与したと言われている。2015年の『CRキャプテン翼』以降、すべての台をサンセイR&Dが手がけてきた。

    「キャッツ♥アイ」パチンコ/パチスロ


    1981年から1984年まで連載された怪盗ラブコメディ漫画。恋人同士が実は怪盗と刑事というニクい設定。2000年にリリースされたサミーの4号機『キャッツアイ』から平和のスマパチ『eキャッツ・アイ』まで、多くのメーカーによって遊技機化されてきた。

    「ストップ!!ひばりくん!」パチスロ


    1981年から1983年まで連載されたラブコメ漫画。女装男子がヒロインという、時代を先取りした作品。2007年にSANKYOがパチスロ『ストップ!!ひばりくん!』をリリースした。

    「ブラック・エンジェルズ」パチスロ


    1981年から1985年まで連載されたバイオレンスアクション漫画。法で裁けない悪人と戦うハードな物語。2002年にバルテックがパチスロ『ブラックエンジェルズ2』をリリースした。

    「風魔の小次郎」パチンコ


    1982年から1983年まで連載された忍者バトル漫画。車田正美氏の作品で、前述した「リンかけ」の次の連載である。2016年にサンスリーが『CR風魔の小次郎』をリリース。

    「ハイスクール!奇面組」パチンコ


    1982年から1987年まで連載された学園ギャグ漫画。新沢基栄氏のデビュー作「3年奇面組」から、主人公の高校進学に伴いタイトルが変わった。2003年にマルホンが『CRハイスクール奇面組』などをリリースしている。

    「ウイングマン」パチンコ/パチスロ


    1983年から1985年まで連載されたSFヒーロー漫画。「電影少女」「I”s」などで知られる桂正和氏のデビュー作。2008年にサンセイR&Dが『CRウイングマン』、2011年にオリンピアがパチスロ『ウイングマン』をリリースした。

    「天地を喰らう」パチンコ/パチスロ


    1983年から1984年まで連載されたファンタジー歴史漫画。三国志を基にしたストーリーで、様々なハードでゲーム化もされている。2008年にロデオがパチスロ『天地を喰らう』、2012年に豊丸が『CR天地を喰らう』をリリース。

    「北斗の拳」パチンコ/パチスロ


    1983年から1988年まで連載されたハードボイルドアクション漫画。全世界での累計発行部数は1億部を突破している。2002年の『CR北斗の拳』から今年の『スマスロ北斗の拳』まで、多くの台をサミーが手がけてきた。

    「シティーハンター」パチンコ/パチスロ


    1985年から1991年まで連載。ハードボイルド路線にラブコメ要素を加えることで人気を得た。2003年にサミーが『CRシティーハンター』、2013年にオリンピアがパチスロ『シティーハンター』などをリリースしている。

    「魁!!男塾」パチンコ/パチスロ


    1985年から1991年まで連載。「キン肉マン」同様、ギャグ路線からバトル路線にシフトして人気を確立した。2005年にサミーが『CR魁!!男塾』、2017年にミズホが『SLOT魁!!男塾』などをリリース。

    「聖闘士星矢」パチンコ/パチスロ


    1986年から1990年まで連載されたファンタジーバトル漫画。全世界シリーズ累計は5000万部を突破している。2011年の『CR聖闘士星矢』や2017年の『パチスロ聖闘士星矢 海皇覚醒』など、一貫してSANYO(三洋物産)が手がけてきた。

    「BASTARD!! -暗黒の破壊神-」パチンコ/パチスロ


    1988年から連載が開始され、何度かの中断を挟みながら週刊少年ジャンプでは2000年まで連載。現在も未完のダークファンタジー漫画である。2012年にDAXELがパチスロ『BASTARD!!』、2016年にニューギンが『CRバスタード!!‐暗黒の破壊神‐』をリリースしている。

    「ろくでなしBLUES」パチンコ/パチスロ


    1988年から1997年まで連載されたヤンキーボクシング漫画。登場人物の名前はボクサーや格闘家にちなんだものが多い。2011年にサミーが『パチスロろくでなしBLUES』と『ぱちんこCRろくでなしBLUES~頂上血戦~』をリリースした。

    「まじかる☆タルるートくん」パチンコ/パチスロ


    1988年から1992年まで連載されたギャグ漫画。お色気描写多めだが、少年漫画らしい主人公の成長物語でもある。2008年にサンセイR&Dが『CRまじかる☆タルるートくん』、2014年にニューギンが『パチスロまじかる☆タルるートくん』をリリース。

    「CYBERブルー」パチンコ/パチスロ


    1988年から1989年まで連載されたSF漫画。2013年に三洋物産がリリースした『CRサイバーブルー』では、原作の後日談が書き下ろされた。2015年に同社より『パチスロサイバーブルー』もリリースされている。

    「花の慶次 -雲のかなたに-」パチンコ/パチスロ


    1990年から1993年まで連載された歴史バトル漫画。隆慶一郎氏の歴史小説『一夢庵風流記』が原作。2007年の初代『CR花の慶次』から2023年12月4日リリース予定の『パチスロ花の慶次~佐渡攻めの章~』までニューギンが手掛けており、同社の看板的コンテンツとなっている。

    「地獄先生ぬ~べ~」パチンコ


    1993年から1999年まで連載された学園ホラーアクション漫画。「るろ剣」と共にジャンプの暗黒期を支えた作品として知られる。2014年に藤商事が『CR地獄先生ぬ~べ~』をリリースした。

    「みどりのマキバオー」パチンコ/パチスロ


    1994年から1998年まで連載された競馬漫画。ギャク色が強めだが、レースはシリアスに描かれることが多い。平和が2010年にパチスロ『みどりのマキバオー』を、さらに翌年には『CRみどりのマキバオー』などをリリースしている。

    「封神演義」パチンコ


    1996年から2000年まで連載されたファンタジー歴史バトル漫画。中国の古典怪奇小説『封神演義』を下敷きとしている。ニューギンが2023年11月6日にリリース予定の『P覇穹 封神演義』が初タイアップとなる。

    「ROOKIES」パチンコ


    1998年から2003年まで連載された野球漫画。2009年の実写映画は同年に公開された邦画・洋画全作品中で興行収入1位に輝いた。2013年にサミーが『CRルーキーズ』をリリースしている。

    「To LOVEる -とらぶる-」(To LOVEる -とらぶる- ダークネス)パチンコ/パチスロ


    2006年から2009年まで連載されたラブコメ漫画で、週刊少年ジャンプでの連載終了後は、ジャンプSQ.にて「To LOVEる -とらぶる- ダークネス」を開始。2008年に第1シリーズがアニメ化された後、2010年に第2シリーズ「もっとTo LOVEる -とらぶる-」、2012年には第3シリーズ「To LOVEる -とらぶる- ダークネス」と度々アニメ化されている。遊技機化されたのは正確に言うと「ダークネス」の方で、パチンコ・パチスロ共に平和ブランドが手掛けており、2024年6月にスマスロとP機が同時リリースされた。

     

    こうして見ていくと、やはり連載当時から遊技機化までは長い時を経ていることが多い。リアタイで追っていたユーザーは懐かしい気持ちで打っていたのではないだろうか。

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