【カジノ】老舗メーカーが進出するらしいけどどうなの?

2018/01/09

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    パチンコ業界の老舗メーカーが満を持してカジノ事業への進出を表明し、ネット上がざわついている。

    平和がカジノ事業進出

     パチンコ機器メーカー大手の平和(東京)は13日、北広島市に対し、カジノを中心とする統合型リゾート施設(IR)構想を提示した。同社の子会社が保有する同市中の沢の札幌北広島ゴルフ倶楽部(54ホール、約280万平方メートル)の敷地を活用する。

    出典:YAHOO! JAPANニュース

    カジノ事業はセガサミーとユニバーサルの2社独走かと思いきや、ここにきて平和が名乗りを上げた。しかも広大な面積を持つ北海道での開業を目指しているという。

    総合レジャー企業を目指す平和

    約 280 万平米という広大な敷地に、カジノだけではなく温泉や屋外美術館、スキー・スノーボード場などを建設予定。四季を通じた自然・芸術・スポーツを融合した世界に類を見ない IR の実現を目指しているようですね

    出典:Gambling Journal

    セガサミー、ユニバーサルと違う点は、カジノの敷地内に温泉やスキー場などを併設し、総合的なレジャー施設を目指すという構想を持つ。平和ならではの独自色ではあるが、道民の理解を得られるかは未知数だ。

    カジノで起死回生なるか

     平和<6412.T>は3日ぶり大幅反落。同社は24日取引終了後、18年3月期通期の連結業績予想の下方修正を発表した。売上高を1752億円から1324億円(前期比28.9%減)へ、営業利益を321億円から115億円(同68.6%減)へ、最終利益を208億円から44億円(同83.7%減)へそれぞれ減額した。

    出典:みんなの株式

    平和が、遊技機販売の不振により業績予想を大幅に下方修正した件は記憶に新しい。ヒットする台を作る事に見切りを付け、カジノを含めた総合レジャー企業としてシフトしていきたいのだろう。

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    他社のカジノ事業の成果はいかに

     

    パチンコ・パチスロ事業が減収減益となったほか、カジノリゾート事業の赤字幅は29億円から70億円に広がった。フィリピンで部分開業しているOkada Manilaについては来期早々に予定しているグランドオープンに向けた最終段階が作業を行っているとのこと。

    出典:Social Game Info

    ユニバーサルはカジノ事業がまだ軌道に乗らず、足を引っ張っている状況である。カジノ事業はまだ課題が多く、利益を出せるようになるには少々時間がかかるようだ。

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    カジノ事業への進出は多くの課題があるものの、実現すれば大きな利益を生む事が出来る。パチンコ・パチスロファンにとっては台の開発に専念して欲しいと思ってしまうが、今後の展開が気になって仕方がない。

    TOP:YouTube

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