【喫煙者/非喫煙者】「受動喫煙防止法」って今どのへん?

2018/02/14

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  • kinen2018
    受動喫煙防止法が取り沙汰されて随分経つが、話が一向に進まない。今どのへんなのか調べてみた。

    自民党のヒアリングに出席

    日遊協は、堀内文隆専務理事、薛博夫社会貢献・環境対策委員長が出席し、「受動喫煙防止対策への強化について(厚生労働省の『基本的な考え方の案』に対する意見・要望」を提出した。

    出典:娯楽産業協会

    日遊協は自民党の受動喫煙対策のヒアリングに出席し、意見・要望を提出。段階的に環境整備を行うことで受動喫煙防止対策は進むという見方を示した。

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    18万人分の署名集まる

    「飲食・飲酒・娯楽等をしながら、喫煙ができなくなる条例には反対」などの項目を掲げ、昨年12月5日から本年1月19日まで賛同する署名活動を行い、都遊協の各ホールでも店内に署名用紙を置くなど協力していた。

    出典:WEB Green Belt

    東京都では、受動喫煙防止条例に反対する署名が約18万人分集まった。喫煙者の利用者が多い飲食店や娯楽系の店にとっては、なんとしても条例の成立は避けたい。

    ホールでは自主的な対策が進む

    神奈川県内にオープンしたマルハン新厚木では、iQOS(アイコス)は『全フロア』で喫煙可能、紙タバコは『フロア全面禁煙』で喫煙専用室のみ喫煙可とした地域初の取り組みは、パチンコユーザーの大きな話題を集めました。

    出典:Gambling Journal

    また、全国規模でこのようなパチンコ店が増加傾向にあり、禁煙パチンコ店のみを探せるポータルサイト『禁煙パチンコ』が注目されています。パチンコユーザーならお馴染みの店舗検索サイト『P-WORLD』と同じ要領で全国の禁煙・分煙ホールが検索でき、設置機種も把握できます。

    出典:Gambling Journal

    パチンコ・パチスロ業界としては既に独自に受動喫煙防止の対策を行っていて、禁煙のパチンコ店のみを探せるポータルサイトができるなど、なかなかの充実を見せている。

    未だ決着つかず

    出席者からは「一定規模とはどの程度なのか」「罰則規定の内容はどうなっているのか」などの疑問点が相次いだ。だが、厚労省側の回答のほとんどが「検討中」。規制派、規制反対派の両方に気を使った結果、曖昧な内容のまま公表したのは間違いない。

    出典:産経ニュース

    厚労省が新たな対策案を示したことで、東京都では30日、独自の受動喫煙防止条例案の2月議会への提出を先送りにすると発表した。報道によると、東京都は今後国会に提出される法案の内容と整合性をとる模様。

    出典:WEB Green Belt

    厚労省は当初の案から大幅に緩和した案を提出。それに追随する形で東京都は条例案の国会への提出を先送りにすると発表した。喫煙派の圧力が強いのがうかがい知れる。

     

    やる気がないならやめれば良いのに。と言いたくなるこの問題。決められない政治家よりも自主的な対策を進めているパチンコ・パチスロ業界の方がよっぽど優等生と言えそうだ。

    TOP:YouTube

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