【ファミコンとスーパーファミコン】パチンコ・パチスロのレトロゲームソフトまとめ

2026/10/30

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    現在はスマホアプリでパチンコ・パチスロの実機シミュレーターをプレイすることができるが、ファミコン・スーパーファミコンの時代にもパチンコやパチスロを題材にしたゲームソフトが多数存在した。一体どんなゲームが家庭で遊ばれていたのだろうか?

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    『パチコン』(ファミコン)

    本作はファミコン初のパチンコを題材にしたゲームである。
    ゲームで収録されている2機種はともに「株式会社平和工業(現:株式会社平和)」の実機であるためパチンコシミュレーターでもある。

    ※おそらくテレビゲーム初のパチンコゲームは1983年のSG-1000用ソフト『パチンコ』(セガ)かアーケードゲーム『パチフィーバー』(三機電子)。 さらに1984年には本作に先駆けてPV-1000、PV-2000、MSXで『パチンコUFO』(カシオ計算機)も出ている。

    出典:ゲームカタログ@Wiki
    1985年11月、東芝EMIが発売。ファミコン初のパチンコを題材にしたゲームで、3000発達成までの時間を競うモードと10分間にどれだけ玉を増やせるか競うモードが存在。セブン機の「ブラボー10」と羽根モノの「キングタイガー」を収録しているようだ。

    『目指せパチプロ パチ夫くん』(ファミコン)

    怪宇宙人のパチ夫くんが、全国各地のパチンコ店の台を次々打ち止めにしていくというSF侵略シミュレーション。RPGのように店内を歩いてよさげな台を探したり、羽根物の釘を拡大して見ることができたりと、パチンコ台そのものはもちろん、パチンコホールに行くこと自体をシミュレートしているのは当時としてはかなり画期的。

    出典:レトロゲームの説明書保管庫
    1987年12月、ココナッツ・ジャパンが発売。PH-7S星雲からパチプロを目指してやってきたパチ夫くんを操作して、全国のホールを行脚する。一般台・ヒコーキ台・セブン台・権利台を打つことが可能。ルーペで釘を見たり、人から情報収集をしたりと、黎明期にしてはかなり画期的な作品と評価されている。

    『パチ夫くん2』(ファミコン)

    ファミコンだけで5作+スピンオフ1作が出ている『パチ夫くん』シリーズの第2作。前作とほぼ同じく、店舗ごとに規定の台を打ち止めにしていき、全店舗を営業終了させるのが目的となる。パチンコ店の人に話しかけると「固定打法」を教えてもらえることがあり、この固定打法を使うとボタンを一切押さなくても勝手に打ってくれるため、放置しているだけで玉が増えていく。便利ではあるが便利過ぎる気もする。

    出典:レトロゲームの説明書保管庫
    1989年1月、ココナッツ・ジャパンが発売した「パチ夫くん」シリーズ第2作。基本的なゲーム性は前作と同じだが、遊技可能な台はスバル台・UFO台・コング台・メトロ台・ニュートン台・スリーセブン台・フィーバー台・ジャンケン台・スーパーコンビ台と大幅に増えている。NPCとの会話で「固定打法」を教えてもらえることがあるらしい。

    『アメリカンドリーム』(ファミコン)

    アメリカを舞台にパチ夫くんがスロットマシンに挑む番外編。パチンコ以上に技術の介入する余地が少なくほとんと運ゲーであるが、ちょっとしたRPG要素を付け加えてなんとかゲームっぽく成立させている。パチ夫くんが歩いているとたま襲ってくる強盗はピストルで追い返すことができるが、ピストルを持ってうろついているとパチ夫くん自身が警察に逮捕されてしまうこともある。アメリカンドリームどころか転落の一途という気がする。

    出典:レトロゲームの説明書保管庫
    1989年9月発売、ココナッツ・ジャパンが発売した「パチ夫くん」シリーズの番外編。今度はアメリカの「カジノ諸島」でスロットマシンに挑む。パチ夫くんシリーズでは釘を見ることができたのに対し、スロットはほとんど運ゲーとのこと。ピストルを持っていると強盗を追い返せるが警察に捕まってしまうこともあるという、妙にリアルな要素が仕込まれている。

    『パチンコ大作戦』(ファミコン)

    普段は平凡なプログラマーである主人公だが、その正体はパチンコでどんな難題も解決するスーパーサラリーマン「008」である。今回の指令は敵軍のアジトを壊滅させること。主人公はボスから与えられた100発のパチンコ玉を元手にし、敵アジトを破壊するためのロケット弾やミサイルをパチンコの景品で手に入れなければならない。『パチ夫くん』の設定をさらにムチャクチャにしたような、いつものココナッツジャパンである。

    出典:レトロゲームの説明書保管庫
    1991年7月、「パチ夫くん」シリーズと同じココナッツ・ジャパンが発売。敵軍のアジトを壊滅させるために手榴弾やミサイルをパチンコの景品として手に入れるというブッ飛んだ設定。しかも、各ステージの初期持ち玉は100玉、持ち玉消滅で残機が減り、残機がなくなればゲームオーバーという無茶振り仕様である。

    『パチンコ物語 パチスロもあるでよ!!』(スーパーファミコン)

    歌舞伎町の複合娯楽施設「パンドラタワー」でパチンコやパチスロに挑み、100万円を貯めてオーナー(脱税してそうなオッサン)と対決するのが目的。息抜きとしてブロック崩しを遊べたりもする。

    出典:レトロゲームの説明書保管庫
    1993年5月、ケイエスエスが発売。歌舞伎町の複合娯楽施設「パンドラタワー」にて、所持金1万円からスタートして100万円を貯め、オーナーとの対決を目指す。2P対戦プレイが可能だったり、NPCのキャラクター設定が妙に細かかったりと、なかなか凝った作りであったようだ。

    『実戦! パチスロ必勝法!』(スーパーファミコン)

    ミスターマジック、スーパーヘビーメタル2、アラジンゴールド、スーパーバニーガール、スーパープラネットの5機種を遊べるパチスロシミュレーション。サミー発売だがサミー以外の機種も収録されている。日本全国のパチンコ店を廻って100万Gを達成しよう。パチスロと関係ないよくわからないキャラクターがたくさん出てくる。

    出典:レトロゲームの説明書保管庫
    1993年11月、サミーが発売。サミーの3号機「ミスターマジック」「アラジンゴールド」、4号機「スーパーヘビーメタル2」に加え、オリンピアの2号機「スーパーバニーガール」、山佐の3号機「スーパープラネット」を収録したシミュレーター。スーパーファミコンマウスにも対応している。

    『スーパーパチスロマージャン』(スーパーファミコン)

    その名の通り、パチスロと麻雀が両方楽しめるというのが最大のウリ。対戦相手の外見がイカれていることを除けば、ゲーム自体は平凡ながら悪くない出来だと思う。スーパーファミコンマウス対応。

    出典:レトロゲームの説明書保管庫
    1994年4月、日本物産が発売。雀荘かパチスロを選ぶノーマルモードと、所持金10万Gを元手に4人打ち麻雀かパチスロで1000万Gまで増やすギャンブラーモードが存在。遊べる台は初期3機種で、ギャンブラーモードのVIPに入ると2機種が追加される。

    『パチスロ物語ユニバーサル・スペシャル』(スーパーファミコン)

    KSSより1994年7月29日にスーパーファミコン用ソフトとして発売されたパチスロゲーム。大手パチスロメーカー「ユニバーサル」の名機6機が、実物通りに再現されている。また、ゲームオリジナルの台も7種類あり、合計13種のパチスロ台が登場する。台のクセや、目押しの成功率をチェックし、アドバイスしてくれる機能もついている。ストーリーモードとレッスンモードを搭載している。

    出典:ピコピコ大百科
    1994年7月、ケイエスエスが発売。ユニバの「オリエンタルⅡ」「クラブトロピカーナ」「ソレックス」「コンチネンタル」「コンチネンタルⅡ」「コンチネンタルⅢ」を実機通りに再現したらしい。ストーリーモードにはオリジナル機種も登場するようだ。

    『パチンコファン~勝利宣言~』(スーパーファミコン)

    ちょっとしたアドベンチャー要素のあるパチンコゲーム。バイトや競馬で資金を貯めたり、女性キャラとデートしたりできる。登場キャラは実写取り込みで、芸能人・有名人パロが多く無駄に力が入っている。

    出典:レトロゲームの説明書保管庫
    1994年10月、プランニングオフィスワダが発売。大学3年生の主人公が1年間で1000万G稼ぐことが目的。毎月1日に10万Gの仕送りが送られてきたり、キャッシングも可能だったりと、やけに生々しい。休日には実写取り込みの女性とデートすることもできる。

    『SANKYO Fever!フィーバー!』(スーパーファミコン)

    実機の大当たり確率や出玉率を再現したという、リアル・パチンコ・シミュレーションゲーム。「フィーバーパワフルIII」「フィーバークィーンII」「フィーバールーセントDI」「フィーバーファイターI」という4種類のフィーバー機がある。

    フリーモードでは、6文字のパスワードで継続でき、スタート時の手持ちの5万Gを100万Gにするとエンディング。ストーリー性がないことが特徴で、気楽に進めることができる。

    出典:サンセソフトカタログ
    1994年10月、日本テレネットが発売。SANKYOの「フィーバーパワフルⅢ」「フィーバークィーンⅡ」「フィーバールーセントDI」「フィーバーファイターI」を忠実に再現しているとのこと。手持ち5万Gを100万Gにするのが目標だが、ストーリー性がないため気楽に遊べて、初心者に用語やプレイ方法を教える解説モードも搭載。

    『銀玉親方の実戦パチンコ必勝法』(スーパーファミコン)

    銀玉親方こと山崎一夫のアドバイスが聞ける実機シミュレーション。フィーバールーセントDⅠ、フィーバークィーンⅡ、フィーバーフェスティバルⅠ、ニュービッグシューター、弾丸物語SPを収録。サミーの機種は無い。

    出典:レトロゲームの説明書保管庫
    1995年2月、サミーが発売したが、サミーの機種は未搭載。SANKYOの「フィーバールーセントDⅠ」「フィーバークィーンⅡ」「フィーバーフェスティバルⅠ」、平和の「ニュービッグシューター」「弾丸物語SP」を収録。銀玉親方こと山崎一夫氏のアドバイスを聞いたり、自ら釘調整を行ったりできる。

    『HEIWA パチンコワールド』(スーパーファミコン)

    ショウエイシステムより1995年2月24日にスーパーファミコン用ソフトとして発売された本格パチンコシミュレーション。パチンコメーカー「平和」の実在の台が5機種登場するゲーム。ノウハウを学べる入門編と、実機攻略向けの研究ができる実戦編の2つのモードが用意されている。『トランプ物語SP』『アトミック』『恐竜王国』『冒険島』『CR名画』の個性派5台を収録している。

    出典:ピコピコ大百科
    1995年2月、ショウエイシステムが発売。平和のデジパチ「トランプ物語SP」「恐竜王国」「CR名画」、一般電役機「アトミック」、羽根モノ「冒険島」を収録。入門編は激甘仕様、実戦編は現実さながらのシビアさで目標金額を目指すものらしい。

    『西陣パチンコ物語』(スーパーファミコン)

    KSSより1995年6月23日にスーパーファミコン用ソフトとして発売されたパチンコゲーム。大手パチンコメーカー・西陣の人気実機を収録したパチンコシミュレーション。西陣の実機を、5機種収録している。台の形態から当たり確率まで忠実に再現されているのが特徴。ゲームモードはパチンコ全国大会に優勝するのが目的のストーリーモードと、パチンコ台を研究・攻略するモードが用意されている。

    出典:ピコピコ大百科
    1995年6月、ケイエスエスが発売。西陣の「あんたはエラいEX」「CR球界王」「CR花満開」「花百景」「春一番」を収録。ストーリーモードでは、まず30万を貯めて店舗大会で1位を取り、最終的には全国大会での日本一を目指す。研究モードも搭載。

    『Parlor!Mini』(スーパーファミコン)

    収録機種を減らした代わりに低価格で提供されていたパチンコ実機シミュレーションシリーズ。本作には「CRギンギラパラダイス」「CR竜王伝説Z」が収録されている。ちなみにストーリーモードもあり、4つのストーリーが収録されているが「浪人生の主人公がパチンコに夢中になっていたら、願書を出し忘れた」等、非常にしょうもないものばかりである。

     前述の通り、4980円というパチンコシミュレーションにしては安めのソフトだったが、半年後には廉価版『じゃん2バリ2キャンペーン』が3980円で発売されている。

    出典:レトロゲームの説明書保管庫
    1996年4月、日本テレネットが発売。収録機種を「CRギンギラパラダイス」(三洋物産)と「CR竜王伝説Z」(豊丸)の2つだけに絞ることでSFCのパチンコシミュレーションとしては安価な5000円以下を実現した模様。ストーリーモードを作らなければもっと安くできたのではないかという気がしなくもないが、「Parlor!Mini」シリーズは8まで続いた。

    ファミコンのパチンコ・パチスロゲームソフト一覧

    ソフト名 発売日
    パチコン 1985年11月
    目指せパチプロ パチ夫くん 1987年12月
    パチ夫くん2 1989年1月
    アメリカンドリーム 1989年9月
    パチ夫くん3 帰ってきたパチ夫くん 1990年10月
    パチンコ大作戦 1991年7月
    パチ夫くん4 1991年11月
    東京パチスロアドベンチャー 1991年12月
    パチンコ大作戦2 1992年7月
    パチ夫くん5 Jrの挑戦 1993年6月
    パチスロアドベンチャー2 そろっ太くんのパチスロ探偵団 1993年9月
    パチスロアドベンチャー3 ビタオシー7見参 1994年5月

    ディスクシステムのパチンコ・パチスロゲームソフト一覧

    ソフト名 発売日
    パチコン 1988年10月
    パチンコGP(グランプリ) 1988年11月

    ※ディスクシステム版『パチコン』はファミコン版からの移植で、ディスクライターによる販売

    スーパーファミコンのパチンコ・パチスロゲームソフト一覧

    ソフト名 発売日
    パチンコウォーズ 1992年7月
    パチ夫くんSPECIAL 1992年12月
    パチンコ物語 パチスロもあるでよ!! 1993年5月
    パチスロ ラブストーリー 1993年11月
    実戦! パチスロ必勝法! 1993年11月
    パチンコウォーズ2 1993年12月
    必勝777 スリーセブンファイター パチスロ竜宮伝説 1994年1月
    パチスロランド ~ぱちぱちコインの伝説~ 1994年2月
    スーパーパチスロマージャン 1994年4月
    パチ夫くんSPECIAL2 1994年5月
    パチスロ研究 1994年7月
    スーパーパチンコ 1994年7月
    パチスロ物語ユニバーサル・スペシャル 1994年7月
    必勝777ファイターII パチスロマル秘情報 1994年8月
    実戦! パチスロ必勝法!2 1994年9月
    パチンコファン~勝利宣言~ 1994年10月
    必殺パチンココレクション 1994年10月
    SANKYO Fever!フィーバー! 1994年10月
    パチンコマル秘必勝法 1994年11月
    元祖パチスロ日本一 1994年11月
    ビッグ一撃!パチスロ大攻略 1994年12月
    必勝パチスロファン 1994年12月
    元祖パチンコ王 1994年12月
    パチスロ勝負師 1994年12月
    パチンコ物語2~名古屋シャチホコの帝王~ 1995年1月
    銀玉親方の実戦パチンコ必勝法 1995年2月
    HEIWA パチンコワールド 1995年2月
    必殺パチンココレクション2 1995年3月
    京楽・三洋・豊丸 Parlor!パーラー! 1995年3月
    宮路社長のパチンコファン勝利宣言2 1995年4月
    スーパーパチンコ大戦 1995年4月
    パチンコ連チャン天国 スーパーCRスペシャル 1995年5月
    本家・SANKYO FEVER 実機シミュレーション 1995年6月
    西陣パチンコ物語 1995年6月
    パチンコチャレンジャー 1995年7月
    実戦! パチスロ必勝法! クラシック 1995年7月
    ビッグ一撃 パチスロ大攻略2~ユニバーサル・コレクション~ 1995年7月
    京楽・三洋・豊丸・大一・マルホン Parlor!パーラー!2 1995年8月
    必勝777 スリーセブンファイター3 黒龍王の復活 1995年9月
    HEIWA パチンコワールド2 1995年9月
    パチスロ物語 パル工業スペシャル 1995年10月
    必殺パチンココレクション3 1995年11月
    パチ夫くんSPECIAL3 1995年12月
    本家・SANKYO FEVER 実機シミュレーション2 1995年12月
    京楽・三洋・豊丸・奥村・大一・マルホン Parlor!パーラー!IVCR 1995年12月
    京楽・三洋・豊丸・奥村・太陽 Parlor!パーラー!3 1996年1月
    実戦! パチンコ必勝法!2 1996年3月
    京楽・三洋・マルホン Parlor!パーラー!5 1996年3月
    実戦! パチスロ必勝法! 山佐伝説 1996年4月
    HEIWA パチンコワールド3 1996年4月
    Parlor!Mini 1996年4月
    Parlor!Mini2 1996年6月
    西陣パチンコ物語2 1996年6月
    必殺パチンココレクション4 1996年8月
    本家SANKYO FEVER 実機シミュレーション3 1996年8月
    Parlor!Mini3 1996年9月
    Parlor!Mini4 1996年11月
    西陣パチンコ3 1996年12月
    パチスロ完全攻略~ユニバーサル新台入荷Vol.1~ 1997年3月
    実戦! パチスロ必勝法! TWIN 1997年3月
    Parlor!Mini5 1997年3月
    Parlor!Mini6 1997年5月
    Parlor!Mini7 1997年8月
    実戦! パチスロ必勝法! Twin vol.2 1997年9月
    HEIWA Parlor!Mini8 1998年1月

     

    流れを見渡すと、ファミコン時代はハチャメチャなストーリーものが多かったのが、スーファミ時代になると実機の再現へと移り変わっていった印象。1994年は18本、1995年には21本ものソフトが発売されており、当時のパチンコ人気が窺える。

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