【勝てる?】「定量制コーナー」があるパチンコホールをまとめてみた

2022/10/16

ホール情報

  • teiryosei1013
    懐かしの「定量制」が、ちょっとしたブームに? 出玉が決められた上限に達すると「打ち止め」になるので、一見するとユーザーに不利な特殊ルールに思えるが、上限があるからこそ勝ちやすいという可能性も。では、定量制を導入しているホールはどこにあるのだろうか?

    定量制とは?

    定量制とはある一定の玉数が出ると、打ち止め(出玉を全て一旦交換)になる営業形態の事。

    仮に1万発定量とすると、店によってその台が1万発到達時点で即終了の店もあれば、持ち玉で1万発としてくれる店、1万発を超えても確変終了時短終了まで打てる店、確変終了後の保留連チャンは無効の店もあればOKの店もあります。

    お店としては本来4万発とか出てしまうかもしれない大連チャンを予め2万発等の定量でストップさせられるわけですから、今まで通りの営業状態のままで定量制を始めれば確実に大きな利益が出る様になります。
    そのため、お店側は4万発出る所を2万発にカットした分の利益を回転の方に還元してあげる事ができます。

    出典:SWAT BLOG
    定量制とは、一定の出玉で「打ち止め」となり、出玉を流さなければならない営業形態のこと。どの機種で実施するか、何発で打ち止めになるか等、細かいルールはホールによって違うようだ。大連チャンが強制終了となったり、持ち玉遊技ができなかったりするわけだから、ユーザーにとってデメリットしかなさそうに思えるが、その分還元にも期待できると言われている。
     

    メリット
    ・“甘い調整の台(回る台)”を打てる。
    ・定量到達で終了となるので、連チャンが終わらないということがなく、短時間でも勝負しやすい。
    ・出玉をある程度想定できるので、投資金額を決めやすい。

    デメリット
    ・連チャン中(確変&時短中)でも定量に到達したらヤメなければいけないので、割り切れないと損した気分になる。
    ・定量到達で一旦流すため、換金ギャップの影響を受けやすい。

    出典:パチ7
    他に、投資金額を決めやすいとか、短時間勝負がしやすいといったメリットもあるとのこと。昔は一般的だった定量制だが、その後は鳴りを潜めていた。しかし、MAX時代の2014年~2015年頃に一時的に再燃し、最近になってまた一部のホールで導入され始めたようだ。

    【北海道】パーラーグランデ浦河店

    定量制といえば、大当り出玉が規定数に到達すると遊技終了となる営業スタイルというのが一般的だが、同店が実施する定量制はボーナス累計回数が規定数に到達すると遊技終了となる「ボーナス回数定量制」だ。

    出典:パチンコ・パチスロ情報島
    北海道浦河郡にある、パチンコ130台・スロット120台のホール。2022年6月から、パチスロで「ボーナス回数定量制」を実施。『新ハナビ』や『サンダーVライトニング』など、ボーナス回数がわかりやすいAタイプ(A+RTタイプ)を中心に、18時スタート、およそ月1ペースで実施しているようだ。
     


    定量制コーナーは2022年10月も継続している模様。定量制ではない他の台の稼働も上がっているらしく、なかなか順調なようだ。

    ■□関連記事□■
    【取材】北海道でスロット定量制を実施!「パーラーグランデ浦河店」の挑戦

    【北海道】ベガスベガス狸小路二丁目店

    『ベガスベガス狸小路二丁目店』ではパチンコ機が差玉で10000個、パチスロ機が差枚数で1500枚に到達した時点で遊技終了という形態を採用したようだ。ちなみに期間は4月13日(水)から26日(火)までと、試験的な運用と見られている。

    なお、グループ店舗である『ベガスベガス札幌店』でもこうした定量制コーナーの導入を同時に実施していた。どうやら過去にも似たような取り組みを行っていたようだが、こうした営業スタイルの試行錯誤は他店でも是非参考にしていただきたいところだ。

    出典:パチンコ・パチスロ情報島
    こちらも北海道にて営業中、パチンコ786台・スロット439台の大型ホール。パチンコは「差玉で1万発」、パチスロは「差枚数で1500枚」にて打ち止めというルールで、2022年4月に試験的な運用を行った後、定期的に実施しているようだ。

    【三重県】ラッキープラザ四日市北店

    <定量制のメリット>
    仕事帰りなどの短時間でのご遊技、投資金額を決めてのご遊技に最適です。

    Q.定量ってどう数えるの?
    A.持ち玉が(トータルの出玉)1万発を超えたら遊技終了となります。(定量が1万発のケース)

    Q.打ち止め終了した台は、その日はもう打てないの?
    A.平日は18時の1回、休日は15時・18時の2回、再開放を行いますので抽選を受けて頂きご遊技頂くことができます。

    出典:パチンコ・パチスロ情報島
    パチンコ468台・スロット376台を設置した三重県四日市市のホール。2022年4月のリニューアルオープンから「持ち玉1万発」にて打ち止めとなる定量制コーナーを新設。2022年10月現在、『Pうまい棒4500~10500』や『Pニュートキオ』といったアナログ系の機種で、定量制を継続しているとのこと。

    【東京都】パーラー富士


    東京都豊島区のホール。連チャン中は打ち止めとならない「取り切り定量」のルールで、定量制コーナーを設置しているらしい。現在の定量制ラインナップはWEBでは確認できなかったが、『P超ハネ獣王』や『P ANOTHER WILD RODEO~スギちゃんっス~』など、やはりアナログ系の機種が対象となっている模様。

    【兵庫県】マルハン姫路野里店

    ■パチンコ・スロット・出玉共有・台移動OK
    (定量制コーナー内・4円パチンコ⇔1円パチンコ)

    出典:P-WORLD

    『マルハン姫路野里店』では、1島40台を定量制コーナー(3000個)として運営。「トキオ」シリーズなどの羽根タイプに加えて、半分以上が「ちょいパチ」という機種構成だ。

    同コーナーに配置されていた女性スタッフに「定量制」とは何か尋ねてみたところ、「3000個出たら出玉交換になります」と、なんともシンプルな返答が返ってきた。詳しくないスタッフを配置している時点で、あまり力を入れていないのかと思ってしまったが、調査時(15時頃)は打ち止め台が数台あり、客付きも3分の1程度とまずまずの賑わいを見せており、地域のユーザーからは一定の支持を得ているようだ。

    出典:ゴーパチ
    パチンコ720台・スロット480台を設置した兵庫県姫路市の大型ホール。羽根物やちょいパチを対象に、「3000発」で打ち止めというルールで定量制を実施しているとのこと。2014年のグランドオープン時から定量制を導入しており、現在も継続しているようだ。

     

    定量制は中小ホールの取り組みかと思いきや、大型ホールでも実施しているところがあって驚かされた。全国的に流行っているとまでは言い難いものの、ホールによってはしっかりと実績を残し、定着しているようだ。

    TOP:YouTube

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