大当たり確率や確変割合が規制されたばかりのパチンコ。なんと、さらなる規制の追加が検討されているらしい。
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— 爆スロ.com管理人 (@bakusuro_com) 2016年2月25日
2月19日、都内千代田区のアルカディア市ヶ谷でPCSA公開経営勉強会が開かれた。開会の挨拶で金本朝樹代表理事は、撤去に関する課題が残されていることを指摘した上で、撤去に際しても客離れを食い止めることが大切だと語った。
最近パチ屋の規制って https://t.co/PVx9Cb6A8Z pic.twitter.com/dwoIjfNukF
— the万枚 (@bakuhatsu_at) 2016年2月20日
この日、日工組技術担当理事・渡辺圭市氏が「新しいぱちんこ遊技機はどのようなものか?」をテーマに講演を行った。日工組内部では、スタート賞球数を4個に増やすことが検討されているという。
フィーバー機動戦士ガンダム-LAST SHOOTING-の発表会に行きました。ヘソ5個賞球はANSHINですわ。 pic.twitter.com/p7CbQY5lT2
— バイク修次郎 (@syuziro) 2016年1月19日
特定の穴に玉が入った時に受けられる払い戻しのこと。「スタート賞球4個」なら、スタート(ヘソ)に入った時、4個の払い戻しが受けられるということになる。現在は3個の台が主流。
【記事更新】 : パチの確変継続率65%規制でスロの時代がくるぞー!!! http://t.co/pUoyoVVm9V pic.twitter.com/wupk7xEuTT
— パチンコ・パチスロ.com (@pachicom777) 2015年9月22日
千円スタートで3個賞球が16回回るとすれば、5個賞球では18.9回と約3回多く回ることになる。
レジャー白書2015の貸し玉料金を遊技人口を算出すると1人当たりの年間消費金額が算出される。これに基づいて計算すると、3回多く回ることで年間6390回転分プラスされる。
これを金額換算すると33万2000円分プラスになる。これを1回当たりの平均使用金額2.2万円で割ると年間15回来店回数が増える、という算段だ。
出典:パチンコ日報
スタート賞球が増えれば1000円あたりの回転数は当然上がる(釘調整が変わらない場合)。玉持ちが良くなって、まったり遊べるようになるかも知れない。しかし、メーカーとしては賞球を増やすならボーダーを辛くせざるを得ない。ユーザーの投資スピードはダウンするが、勝ちにくさは変わらないと思われる。
マイホも非等価になるみたい
福岡2月から完全非等価説、本当だったみたいですねぇ
スロも辛くて勝てないし
パチもMAX規制で継続率の悪いのしかないし、ヤメ時ですかねぇ
と言いつつ新ルール初日は甘いだろ
とか言ってる救えない自分もいます pic.twitter.com/vEvAOORACM— ゆずきすろっと (@yuzuki_slot) 2016年1月21日
これまでホールではMAXタイプが主流だったことから、ユーザーは「まったり遊べること」より「大当たりで玉が激増すること」を求めていると言える。一方、大当たり確率や確変割合、一般入賞口、そして現在検討されているスタート賞球数――それらの規制は全て、スペックをマイルドにしていく方向性のもの。ホールやメーカーは客離れを防ぐ為、新しい基準で開発された台の魅力をユーザーに伝えていく必要がある。
普段、大当たりで取れる出玉にばかり目がいきがちだが、スタート賞球が1個増えただけで、100回転で400個、1000回転で4000個もの差がつくことになる。スタート賞球数はなかなか侮れないものなのだ。