【取材】メーカーのプレミアムグッズが新登場! パチンコグッズのトレンド調査

2023/09/13

特集

  • sbpcog202309
    猛暑の今年、激熱のパチンコグッズが新登場! パチンコとパチスロのキャラグッズを企画・販売している「ぱちキャラ!オンライン」より、SANKYOとBistyのプレミアムグッズが登場しました。
     


    PUSHするとプレミアム音が流れるサウンドキーホルダーはX(旧Twitter)で大反響。激熱柄のTシャツとボールペンも同時に登場し、多くのユーザーが「欲しい!」と声を揃えています。これらのグッズはどのような経緯で誕生したのでしょうか? そして、最近の人気アイテムとは? P-Summa編集部は、ぱちキャラ!オンラインを運営する株式会社大宏に三度目の取材を申し込みました! 開発担当の松原さんにお話を伺います。

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    SANKYO・Bistyのプレミアムグッズ誕生秘話


    ――本日はよろしくお願いします。早速ですが、Xで大きな話題を呼んだSANKYO・Bistyのプレミアムグッズについてお聞かせください。これらのグッズはどのような経緯で販売することになったのでしょうか?

    まずご注目いただきたいのは、「キャラ」でなく「メーカー柄」のグッズである点です。

    ――確かに、パチンコのグッズと聞けばキャラクターものをイメージしますが、今回はサクラ柄やハニカム柄など、メーカーの激熱柄とロゴのデザインなんですね。

    今年はじめ、ホールの広告宣伝規制が見直され、「他業種で行われているような一般的な広告・宣伝」が可能となりました。たとえばトヨタなら「今はレクサスがおすすめですよ」とか、パン屋さんなら「クロワッサンがおすすめですよ」みたいに、ホール様も“推し”を言えるようになったんですね。その影響もあってか、メーカー系のグッズがよく売れるようになりました。

    ――規制緩和でメーカーの公式記念日が注目されていましたが、グッズにも影響があったんですね。

    SANKYO・Bisty様は2021年8月に『PF 機動戦士ガンダムユニコーン』、同年12月に『新世紀エヴァンゲリオン~未来への咆哮~』が大ヒットして、ここ数年勢いがありますよね。とくにエヴァは多くのホールでメイン機種として高稼働しているのに、SANKYOブランドのメーカーグッズというのはほとんどなくて、もったいないと思っていたんです。

    ――SANKYOブランドのグッズがなかった理由とは?

    弊社とSANKYO様とは過去に別会社様を通してのお付き合いはあったのですが、直接お話する機会はあまりなかったんです。でも、ちょっとしたキッカケで最近直接お会いする機会が増えまして、今回の企画に繋がりました。

    ――サクラ柄やハニカム柄なら「SANKYO・Bistyの激熱柄だ」って認識しているユーザーも多いですし、喜ばれそうですね。

    広告宣伝規制が見直された今、SANKYO・Bisty推しのホール様がもっと推せるように、「こういうの作りたいんですけど」と、弊社からSANKYO様に提案したわけです。
     


    ――今回は「サウンドキーホルダー」「Tシャツ」「ボールペン」の3つでしたが、他にグッズの候補はありましたか?

    いえ、景品としての実績から、最初からこの3つに絞っていました。実は、今回の企画は私が一人で進めていたんです。会社には任せてもらって、しれっと……(笑)。

    ――そうだったんですね(笑)。では、SANKYOに提案した時の反応はどうでした?

    他の企画の時と変わらない普通の反応だったんですけど、Xで盛り上がってからはかなり喜んでいただけました。

    ――売れ行きのほうはいかがですか?

    大変よく売れています。キャラに依存していない景品としては、かなりいい出だしを切りました。

    ――Xではユーザーから「直接買いたい」という声もありましたね。

    弊社はホール様向けの卸専門なんですが、個人のお客様からの「どこで買えますか?」という問い合わせも多いんですよね。現在、Pエンタメストア様で取り扱っていただいてますので、ぜひご覧ください。

    また、「ぱちキャラ!オンライン」では購入してくださったホール様を掲載していますので、景品としてゲットしたい方はこちらをチェックしていただければと思います。

    2023年の人気パチンコグッズとは?


    ――前回の取材から約2年が経過しましたが、コンテンツ人気の傾向は変わりましたか?

    コンテンツでいうなら今は「カバネリ」ですね。

    ――おお……! 導入から1年以上経つのに、今でもかなり稼働してますよね。

    やはりグッズの売れる・売れないは、稼働とのリンクが強いです。今年4月には「スマスロ北斗の拳」が大ヒットして、北斗グッズがよく売れました。旧基準機が撤去されて以降、ド定番の大型版権機種がしっかり稼働するということはなかなかありませんでしたので、スマスロ北斗のヒットは弊社がずっと待ち望んでいた状況でした。
     


    ――パチンコではエヴァが覇権台になっていますが、グッズに動きはありましたか?

    エヴァに関しては「変わらず売れ続けている」という感じです。海、ジャグラーに続くようなあって当たり前のコンテンツになりつつありますね。あと、世の中にエヴァグッズはたくさんありますから、あえてパチキャラグッズを探さなくても揃えやすいんですよ。

    ――なるほど。では、コロナが5類になったことで変化はありましたか?

    やはりマスクの需要はなくなりました。それと、全面禁煙化により、ライターは年々厳しくなりつつあります。その一方で、価格の安い食品の売れ行きがよくなってきました。

    ――なぜでしょう……?

    弊社では使い道までは確認できないのですが、おそらく総付け(配布)を再開するホール様が増えているんだと思います。コロナ禍ではホール内でマスクを外すとトラブルになるのでやっていなかったのを、近頃またやり始めたのかなと。

    ――面白いですね。具体的には飴とかですか?

    そうですね。他にはジャグラーの甘栗やミルクバウムが売れ筋です。
     


    ――小腹を満たせるような食品が人気なんでしょうか。

    かもしれません。個人的には夕方に総付けを貰うことが多い気がするんですよね。これはあくまで、いちユーザーとしての憶測なんですけど、もしかしたら小腹が空いたタイミングを狙って配ることで、遊技の延長を図っているのかも……?

    ――ここ2年で反響の大きかったグッズはありますか?

    今はエナドリがトレンドですね。定番の海やジャグラー以外だと、コパンダのエナドリもよく売れています。
     


    あと、これは弊社の企画ではなく、ホール様への卸しに関わらせていただいたものなんですが、ジャグラーとゲルニカのコラボは大きな話題になりました。人気ブランドとのコラボって、今までやりたくてもやれないことだったので、とても面白かったですね。
     


    それから、こちらはもともと北電子様がファン向けに作ったものなんですが、GOGO!ランプにかざすと特殊な光り方をする「ジャグラープレミアムカード」も大人気です。
     


    ――やっぱりジャグラーは強いですね!

    6号機ジャグラーシリーズもだいぶ充実してきましたからね。

    ――遊技機のスマート化は何か影響していますか?

    ドル箱が今後どうなっていくかは気になりますね。特にノーマルタイプ(Aタイプ)はまだスマスロ化されていないので、注目しています。
     


    ――ちなみに、最近でも珍グッズって作ってます?

    なかなか売れ行きがいいのはお酒です。
     


    ――ボトルキープみたいに、カウンターに並んでいたら映えそうですね!

    賞味期限がないのもポイントで、ホール様にとっては非常に扱いやすいと思います。それと、景品じゃなくて装飾品なんですけど、「黄金クジラッキー像」はホール様から好評です。
     


    ――楽しい(笑)。これは撫でたくなりますね。

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    ――今後のパチンコ・パチスロ新台で注目しているコンテンツはありますか?

    まだスマート化されていない大型版権が気になりますね。「ミリオンゴッド」や「バジリスク」、「押忍!番長」はそのうち出てくるはずなので、業界全体としてもその成否に依るところは大きいと思います。あとはスマパチの海! 果たして受け入れられるのか、年輩の方々は座ってくれるのか……。海のスマパチ化が成功したら、他の機種も一気にスマパチ化していくと見ています。

    ――初タイアップの噂も色々とありますね。

    パチもスロもSAOは導入前から話題でしたよね。開発の噂は前もって聞いていたんですけど、最近の悩みとしては噂があっても保通協の型式試験になかなか適合しないことと、適合したらほとんど間を置かずにリリースされることなんです。弊社としては導入時の盛り上げにグッズで貢献したいんですけど、適合からリリースまでのスパンが短いのでグッズ化が間に合わないんですよね。なので実機が出た後、長く稼働しそうな雰囲気で、なおかつ版権が取れそうなものを後出しでグッズ化しているのが現状です。ここ4年ぐらいずっとそんな流れですね。

    ――今控えている初タイアップでは、「かぐや様」が注目されていますよね。

    そうですね。原作も人気ですが、演出面というか、パチンコ台として面白いものであることを願っています。エヴァ15をよく打つ方々って皆さん「面白い」とおっしゃるんですよね。どんなにスペックや版権がよくても、結局長期稼働の肝となるのは、演出を含めたトータルの面白さだと思います。

    ――今後作りたいグッズはありますか?

    もう一通り作り切っちゃっている部分はあるんですが、サウンドを使ったもので何か新しいグッズを作りたいですね。音とか光を楽しめるグッズです。

    ――最近のグッズ全般の売れ行きはどうですか?

    旧基準機の撤去とコロナ禍で、パチンコ業界もかなり長い間危機的な状況にありましたが、個人的には「もう底は脱した」と見ています。少し前まで、ホール様は正直、何か手を打つ余裕自体がなかったと思うんですよね。それが、最近はお声がけいただく機会がずいぶん増えました。経営状況が回復して、ようやく景品や装飾品を使ったアプローチを考えられるようになったのだろうと推測しています。メーカー系・自社キャラ系のグッズが今年人気なのも、推す余裕が生まれたからではないでしょうか。

    ――今後ますます右肩上がりになっていくといいですね。最後に、ユーザー様へのメッセージはありますか?

    先ほどご紹介させていただいたように、グッズは通販サイトでも入手できるんですけど、ホールに行ったら景品コーナーにも目を通していただきたいなと思います。今はメーカー系のグッズが増えてきていますから、景品コーナーにホール様の推しが反映されていて、立ち回りの参考になるかもしれません。

    ――面白い景品を見つけられたら、それだけでもちょっと楽しい気分になれますしね。本日はありがとうございました!

     

    マスクやライターの需要が減って、メーカー系のグッズが新たなトレンドに。パチキャラグッズ界隈も広告宣伝規制の見直しや情勢の影響を色濃く受けていました。推しのメーカーがある方は、稼働のお守りに新しいメーカーグッズを探してみてはいかがでしょうか?

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    P-Summa編集部

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